家電量販店と市場

 前回から少し間が開いてしまいました。GW中も結構忙しくってバタバタしていました。

 このGW期間中、所用で大阪市内へ出て、日本橋の家電量販店や黒門市場に行きました。

 家電量販店では妹の持ち運び用のPCを買いに行ってお店のお兄さんに案内されながら、富士通やNEC等のノートパソコンを見せてもらいました。最近のPC類はびっくりするほど軽量で、1kgを切る機種もいくつかありました。ただ、今でも店頭に並べられている機種には、あれば便利かもというような付属ソフトがあれこれインストールされているようです。この手のソフトは実はトラブルの原因になって初心者はもちろん、専門的な分野で使用したい方々には有難迷惑です。昨今、パソコンの乗っ取りとかオンラインでのトラブルが多いですが、使わないソフトウェアがインストールされていると問題が起こった時に原因の切り分けがむつかしくなります。

 それと、ちょっと油断していると、一世代前の型落ち(というには新しいですが)のPCを勧めてきます。CPUの世代が一世代前のを少し安いといってくるし、今のノートの場合メモリーの増設が出来ないのに8G で十分とか言ってくるしで、妹の横で少しイラっとしていました。あまりオタクの表情を見せるのは嫌だったのですが、用途が出先でのビデオ会議出席と仕事がらMS-Office(Word) が必須なのでそれだけあればいいとお願いしました。また、今後のOSアップデートに追随するためにもCPUはAMDではなくインテルの13世代、最低でも12世代のものでメモリーは16Gは欲しいとか追加で希望しました。

 そうすると、やや専門的になりますがと言われながらHPのブースに連れていかれて、Office以外何もついていないけれどご希望のスペックには添えています、ということで勧められたのを買いました。利幅がないので値引きできないとか言われましたが、HP純正のワイヤレスのマウスをつけてくれました。

 

 今回、家電量販店で買い物をしてみて、まだ、初心者向けの「あれもできます、これもついてます」という話でオーバースペックの、それもセキュリティ的には問題が出てきそうな機種をいまだに勧めているんだなと感じました。同じフロアにはASUSやACERのPCもありましたが、そこへは一度も誘導されずに終わりました。じつはこの文を書いているのは、ASUS ZenBook15 というノートパソコンです。物理的にも軽いし、動作も軽いです。マルチ画面(タッチパッド兼用)にやや癖がありますが、なれればデータの確認とかに使えます。店長、基本的にOfficeは使いませんので入っていないのを買ったのですが、代わりにKingsoft のオフィススイートが入ってました。即アンインストールしてしまいました。仕事で必要な時、Officeの文章はLibreOfficeかGoogleドキュメントで読みます。スマホで情報を得ている方が多いと思いますが、それでも仕事や趣味でPCを買う場合は、用途を決めて余計なものをインストールしないことで比較的ロースペックでも実用になりますし、なにもWindowsでなくてもいいかもしれませんね。ということで、やはり家電量販店でのパソコンなどの情報機器購入は事前に用途を絞り込んで見に行きましょう、とお勧めします。

 

 さて、新型コロナ感染症の分類変更に伴い、外国からの観光客が激増しているようですが、同日に行った大阪南の黒門市場、人が多くて歩けません。道の真ん中で飲み物片手に串を食べている人、家族連れなのか横並びでゆっくり歩いているグループ、よそ見して歩く人、その中を自転車で行き来する人、そして、そして、カニの足片側だけ8000円、言葉悪いけれど価格どうかしています。確かに物価は上がっていますが、2倍3倍どころか5倍くらいしてるものもあります。肉を数個刺した串が2500円、日本人なら絶対に買いません。何をやっているのか、黒門市場も国際市場になっていいのかもしれませんが、コロナ禍で外国人が来なくなり、その前インバウンド時の値上げで近隣のおなじみさんも来てくれなくなったの忘れたのかも。市場内のスーパーだけがきちんとした値段で販売していて、旅慣れた外国人客が家族で買い物していて子供たちがはしゃいでいたの印象的でした。いろいろお考えはあるのでしょうが、近隣の客に見放されてはね。店長の知ったことではありませんが。

 

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