スマートウォッチ

 長い間腕時計をしてきませんでした。以前は電池式薄型時計を愛用していたのですが、電池の持ちが悪くすぐに取り替えに出さないといけませんでした。最後の決め手は情報端末として携帯電話そしてスマホを持ち歩くようになって、それらの画面で時間を見るほうが絶対的に正確ですのでわざわざ腕に負担をかけてまで腕時計をする必要がなくなったからです。

 つい最近、友人たちと晩御飯を食べているときに隣の先輩が自分の腕時計を「スマートウォッチなんだけれど、時間はアナログで見られるのでいいよ」と見せてきました。確かに針式のアナログ時計です。盤面には小さいですが朝からの歩数、現在の脈拍、消費カロリーなどが表示されています。また、その場でスマホのアプリを使って盤面表示を変更したり通知を表示したり出来ていました。

SKARGEN SKT3200

 こうなってくると、新しい物好き、小さい物好きの店長は我慢が出来なくて、同じ製品をその場で、本当にその場で Amazon でポチってしまいました。SKAGEN ハイブリッドスマートウォッチ SKT3200 という製品で、デザインはデンマークのSKAGENで中国で製造されたものです。SKARGENのサイトを見てみると、本来は宝飾関連のメーカーのようです。機能などはホームページを見ていただくとわかりますが、そんなに高機能ではありません。電話に出るとかも出来ないようですが、スタートレックじゃあるまいし時計に話しかける必要は店長にはありませんので困ることはありません。スマートウォッチの最大の美点は、電波時計と同じ精度で時間ピッタリあっているところです。人間側がルーズでは意味がないときもありますけれど。

 さて、使い勝手云々の前に、設定などのためにスマホとBlueToothで接続しないといけません。しかし、これがうまく行きませんでした。スマホでBlueToothを待ち受けにしてこの時計の小さなスイッチと盤面を使ってペアリングするのです。それこそ指先に穴が空いたのではないかと思うほど繰り返したのですが、タイムオーバーで上手くゆきません。スイッチを押す時間(ちょい押しから長押し)を細かく変えてトライしましたが上手く行きません。2時間位粘ってからAmazon のサポートに連絡しました。チャットでやり取りして、初期不良の可能性があるので交換する、という話になりました。

 翌日、代替品が手元に届きました。今回はペアリングがスムーズに進み、スマホで設定ができるように成りました。画面の項目表示位置は基本のまま、内容を「歩数」「心拍数」「酸素濃度」に変更しました。ほかはそのままですが、スマホ側の通知、例えばメールやチャットやSMS、とにかくスマホに来る通知はすべてバイブレーションで教えてくれて内容の最初の部分を画面に表示してくれます。特にメールの見逃しが常態化している店長にとっては助っ人かも。

 いつもの通り、ほしいものが手に入り、ちょっと使えるようになったら飽きてくると言うパターンにならないように使っていかないといけません。とは言うものの、腕時計をしなれていないと左手が重いです。手首がしまっているのも気に成ります。
 しばらく使ってみて、運転中に入ってくるメールとかチャットなどが表示されるのは便利です。逆に、SONYのスマートウォッチのように小型でブレスレットにもつけられるようなもののほうが便利かも知れませんし、手に貼るような電子ペーパーにしたほうが使いやすいかも知れません。買って、十分使えているのに文句を言ってはいけないでしょうが、はやり、もっと軽量なもの、そして車とかの通知に邪魔されては困る場所では自動的に車載ディスプレーとかに表示制御が移るようなもののほうがいいですかね。もっと薄く軽く、スマホと同じ希望ですね。

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