(第1回〜第10回)
 取材の舞台は、記者自身の自己研鑽の道場であります。
 30年を超える取材活動を通じて老若男女、様々な方にお目にかかり、取材をし、また学んできたその一端を、記事に再生し、読者の皆さんにご紹介することは、得がたいその機会を与えられた記者の使命でもあると考えます。
 そこで、私自身が取材の現場から学んだ多くのことを、連載させていただきます。
(株)関西ジャーナル社 代表取締役・編集主幹 折目允亮

- 目次 -
第1回 常愛妻(とこめづま) 富久翁に「人間愛」を学ぶ−成功への第一歩「良き家族人」
第2回 幸分(こうぶん) 「利益の分配が大切」
第3回 「師−@」 恬淡と後進に道を譲る
第4回 「師−A」 安岡教学の神髄は「人間学」 無以会からリーダー輩出
第5回 「師−B」 我以外、皆、師なり」を実感 大阪の精神風土
第6回 「気魄と気合」 鋭い視線 -真剣さ全身から発散
第7回 「青春の詩」 理想を愚直に求め人生拓く
第8回 「辛・巳」 −胆識と実行の年− 関西に出でよ日向翁
第9回 「辞世」 自ら「お別れのことば」
第10回 「理入・行入」 人は失敗しないと学べない