旅行下見

 コロナ禍で中止されていた旅行ですが、ぼちぼち解禁されてきました。そんな中、先日、某組合の懇親旅行(バス利用)の下見に行きました。下見といっても、組合の局員の方と旅行社の方と3人で一緒にレンタカーで本番の時間をトレースしながら、連れて行ってもらいました。店長の役目は、参加する組合員の目線で、お客様感覚でいちゃもん、じゃない、アイデアと感想を同行のお二人に伝えることでした。

 今回は、姫路城の見学が最初のイベントです。姫路城は白鷺城と言われる白いお城です。駐車場はめちゃくちゃ広くて、本番のバスの駐車も安心そうです。でも、逆に言うと車止めてから相当歩かないとお城の入口にたどりつけないことになります。本番は秋なので歩くのも苦にならないと思いますが、今回は8月下旬とはいえ酷暑、それも危険な酷暑です。嫌だといっても、同行お二人は許してはくれないでしょうから、ゆっくりついてゆきました。

 ご存じの通り、姫路城の公園は超広く、城門にたどりつくまでに相当歩かないといけませんでした。やっとたどりついたら、今度は天守閣最上階に階段を登らないといけません。日本のお城は槍とか刀が振り回せないように、階段は急で、階段の途中に低い位置に横柱が配置されています。この急階段はやや危険なレベルです。

 暑いし、結構混んでるし、へとへとになりながら最上階6階にたどりつきました。最上階からは姫路市内が一望できます。城主の大名がここから城下をみながら、庶民の生活を考えていたかどうかは知りませんが。

 降りるのも一苦労で、お二人は内心「遅っそいな~」とか思っておられたかも。何とか降りた後、予定のレストランで昼食をいただきました。神戸牛のステーキで、旨い、先ほど十分歩行運動をしたので旨かったです。内緒ですが、アルコール度0.5%のビールを飲みましたが、吸収が良すぎるのか少し酔いました。ノンアルコールに限りなく近いのに。

 次に明石大橋で淡路島に渡りました。野島断層を見に行き、伊弉諾神社にお参りに行き、頭の毛がたくさん生えるようにお願いしました。意味わからないかもしれませんが行けばわかります。その後、福良のホテルに入って宿泊です。

 翌日、ホテルを出て「鳴門の渦潮」をクルーズ船で観に行きました。世界的に見ても珍しい、干潮と満潮が同時におこる鳴門海峡で観られる大渦巻です。当日は干潮満潮の差が大きくて、大きな渦巻きを観ることができました。水が流れる音がすごくて、海流速度が時速20キロとか言われていましたで、はまれば間違いなく溺れてしまうでしょう。クルーズ船は小さな船ではありませんが、ピッチング、ヨーイングが激しくてまっすぐ歩けない状態。手すりにつかまりながらの鑑賞でした。

 その後は徳島の「大塚国際美術館」に寄り、淡路に戻って「3年フグ」を頂いておなか一杯になりました。その足で、本番のゴルフ組が利用させてもらうゴルフ場にお伺いして、色々なお願い事をしてきました。

 これで任務完了です。店長にとっては下見といっても「連れて行ってもらう人の目線」での同行ですから、とにかくあまり深く考えずにあれこれとお願いをしてきました。3人で行く旅行の下見は今回初めてでしたが、役割分担ができて合理的に遂行できるもんだと感心しました。お連れのお二人にはお世話になりました。わがままな客の役、地でいけたので楽しませていただきました。本番もお願いします。

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