車買い替え準備

 本年7月1日のブログ「BEV(Battery Electric Vehicle)試乗」で日産アリアに試乗してすごく気に入ったお話をしています。社用車の方はこれで決めようかなと思っていたのですが、如何せん納期が1年以上とか訳わかりません。4輪駆動になるともっと納期が伸びるようです。でも、雪が積もることもある店長宅では通勤には4輪駆動は欠かせませんし、一度この安定性を体験するとFF車はできれば避けたいと思います。

 そんなことを思いながらスバルのソルテアの試乗を待っていたのですが、こちらは車輪が脱落する可能性がある不具合の修正にとんでもなく時間がかかっていて、試乗どころか再リリースの時期すら明確ではありません。BEVの制御などの問題ではなく、単純に車輪取り付けのやり方をナット式からネジ式(ドイツ車に多い)に変更したけれどどうも強度が足りないとかで脱落する問題があり、現状では解決できていないようです。4輪駆動なので全駆動軸と前輪のキングピンとかの変更もしないといけないので、歴史に残るほどのバグの可能性があるそうです。

 そんなこんなで弊社の車両担当者があちらこちらに問い合わせをしてくれました。店長、基本的に加速力の弱い車(ローパワー)はだめ、コーナリングパワー(タイヤの接地力も含め)が低い車はだめ、ブレーキ性能の低い車はだめ、と結構うるさいので難儀してくれましたが、結局納期が早くて上の条件になんとか当てはまるのが、「スバル レヴォーグ STI Sport R EX」という「アイサイトX」が付いたモデルになりました。
 今乗っているのは、同じく旧レヴォーグの2.0リッターターボSTIで 300ps 400Nm というドッカンターボ搭載車でしたが、今回は 2.4リッター 275ps 375Nm になって少し大人しそうです。ただ、最高出力、最高トルクとも発揮する回転数が低くなっているので実用では今のモデルと同等以上の性能を発揮しそうです。実は、この2.4リッターの試乗車がなくて乗っていないのですが、1.8リッターの方には乗って、シャシー性能がそこそこの印象だったので大丈夫です。また、アイサイトXという高度運転支援で特に高速道路ではほとんど勝手に走ってくれる、違う、安全に走ってくれる性能もありますので安心度は高いです。それと、運転手が突然意識を失ったりした場合、車のほうがクラクションを鳴らして周りに警告しながら強制的にスピードを落とし、できるだけ直線路で道幅の広いところへ移動しながら路肩に停車することが出来るようです。なんか、スバルのインフォメーションサービスとの接続もありそうなので、ひょっとしたら救急車などの手配もしてくれるかも知れません。これは、まだ実験したことないので予測ですが、車がかってに路肩に停車しにいくのは動画サイトでも紹介されています。

 今回のコロナ感染症の影響で世界中の部品供給網に大きな支障がでて、特に、半導体の不足は目を覆うばかりです。ニュースでは、半導体の生産スケジュールと車などユーザー側のスケジュールで大きな差があるからと言う話で、半導体の会社も鋭意生産強化に動いていると言っていますが、不足している方が高値で売れるとか駆け引きもあるようです。車などに使う半導体は最先端のものは少なく、安定して動作する何世代か前のものが使われています。パワー半導体などはその最たるものです。欧米や日本のメーカーが駆け引きしているうちに中国が古い技術をありったけ使って信頼性だけ取り柄のものでも実用化してしまえば、その駆け引きが裏目に出てしまいそうです。その予兆は、GPU(PCなどのグラフィック用の半導体)があれだけ不足して高騰していたのに、今頃になってぼちぼち出してきたけれど売れない。売れないので値段を下げざるを得なくなってきています。さて、何が正しいのでしょうか。

 弊社 Webマーケット有限会社は1999年創業で、9月末決算(本日)で2022年10月1日より23年目に入ります。皆様のご支援と、社員の皆様のご協力のおかげと感謝しております。これからもぼちぼちと続けてゆきますのでよろしくお願い申し上げます。

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