レヴォーグ40,000km走破
超大型の台風10号の被害は御座いませんでしたでしょうか。ここ数年、温暖化の影響でしょうか海水温度が高くて、発生した熱帯低気圧がまたたく間に大型になり、今までとは違うコースを取る頻度が高くなっています。あまり台風の経験のない地域では、風対策はもちろん豪雨による洪水対策も当然手薄に成ってしまって、より被害が大きくなってしまっているようです。先人にならい、堤防やダムなどの適切な配置による水利、防風林などの設置など考えないといけません。政治的な駆け引きでダム計画を白紙にしたために水害で人的被害が出たなどというニュースが流れていましたが、事実では無いことを祈るばかりです。
前回、技術部長が書いた「特殊算」という記事、興味深く読みましたが、部長も言っている通りに、方程式を一つ覚えたほうが特に数学とか化学・物理学などの考え方を学ぶ学問では有益かも知れません。アイザック・ニュートンは「リンゴ」だけではなかったんですね。
さて本題、2018年1月11日に納車された「スバル・レヴォーグ」が2020年8月8日に走行距離40,000kmになりました。31ヶ月での距離ですので、1,290km/月です。面白いのは、この8月1日朝一番から9月1日朝一番で走行距離を見ると、1,290km、几帳面に同じ距離を走っていました、多分まぐれですが。計算では年間走行距離が 15,480km で、結構走っている方ですしこの間に事故や違反もなしです。スバルのアイサイトのおかげとも言えますが、免許取り立ての時の違反以外「無事故&無検挙」ですので、まあまあでしょう。
スバル・レヴォーグは先日、新型が発売されアイサイトも進化しているそうですが、今のバージョンでも安全運転補助の目的は十分達成していると思います。ただ、不満点はあります。
- アダプティック・クルーズ・コントロール(ACC,前車追従型車間制御)が手を離すと30秒ほどで切れる。
- 赤信号が判別できない
という点です。特に、赤信号を判別できない(システム的には出来ているはず)のは、歩行者の安全を考えるとぜひとも有効にしてほしいところです。もちろん、法的な問題で実行できないというのはわかりますが、高齢者の事故で最も多く見かけるのが「信号無視」「信号見落とし」です。
先日も散歩途中の国道を渡る信号で、渡る側が「青」つまり国道の自動車側は「赤」なのですが、その時は中年の女性でしたが歩行者の列に突っ込んできました。行けると思ったのか、酔っているのか、なにか呆然とした表情で通り抜けてゆきました。当てられかけた歩行者は、忍者かと思えるほどの回避で事故にはなりませんでしたが、この場合などは車のシステムが赤信号を認識していれば、歩行者感知と合わせ技で安全が担保できます。今回、歩行者が跳ねられていたら、絶対に死亡事故に成っていました。制限速度50kmで多分60km以上は出ていたと思います。国際的に決められている自動運転やサポカー基準で赤信号での停止はだめらしいのですが、高齢者の自主的(という名の強制)免許返納も良いですが、法改正でもう少し安全性が高められるのではと思います。
日本でもやっと高速道路の100km/h制限が解かれて、120km/hの区間もできています。というか、制限速度はだれがどう決めているのかいまいちわかりませんが、なぜ100km/hなのかもよくわからないような気がします。そういう中で、ACC とか自動運転につながる標識や信号の認識はもっと活用されるべきでしょう。そうだ、このレヴォーグ、制限速度の標識を見て「速度が出すぎています」とか警告を出してきます。それが、制限速度60km/h区間の側道への流入口に30km/hの標識が立っていたら、本線で60km/hで走っていても「速度が出すぎています」と警告が入るのはどうかと。でもこれで速度自動制御されていたら急ブレーキを本線上で踏まれることになり危ないのかもしれません。難しいところですね。