タブレット用のキーボード2
昨年末(2018年12月27日)にタブレット用のBluetoothキーボード「ELECOM TK-FLP01」を買ったって書きました。その後、出先で文を書く作業が無くとても習熟していると言えない状況です。そこで練習がてらこの文を書いてみようかと思い立ち実際に書いているのですが、ブラインドタッチをするにはキーが一個分右によっているような感じです。例えば「a」を押したいのに「CapsLock」キーを、「ー」を押したいのに「0」を押してしまいます。長い段落を一気に書くとき等は少しイラッとします。この文を書き終えるまでにどのくらいミスタイプがあるでしょうか。
今年に入って、金融機関などサービス業の会社、お役所などの公的機関からも確認書類や請求書の類いを Web 確認方式に切り替えると連絡が来ていました。一方で、Microsoft からは Internet Explorer10 は使ってくれるな、Edge も Google Chrome ベースに切り替えていくとか言う話が出ています。経理を担当なさっている方は経験があるでしょうが、銀行の Web 上での取引は「できれば IE で行ってほしい」と言われていると思います。コンピューターの操作に慣れておられても OS としての Windows10 の挙動などを詳しくご存じの方はそう多くないと思います。今の Widows10 は相当荒れている感じがします。もちろん世界のデスクトップPCの90%を占めているのですから、非常に行き届いた OS なのは間違いありませんが、多機能ゆえに今の半年毎の大規模アップデートがネックになります。現に、店長所有のWindows10(32bit) タブレットがアップデートでエラーが出て途中でストップ、あれこれ弄くり回してなんとか復旧をさせましたが、次のセキュリティアップデートも怖くて使用頻度が極端に落ちています。この、金融機関のお客への希望「IEにしか正式に対応していません」というの何とかしないと、結局セキュリティの低いPCをそのまま使い続ける(続けざるを得ない)ユーザーが増えて、最終的にサーバーに跳ね返ってくると言うことになりかねません。
逆に、店長は普段使いは Ubuntu で最近特に安定しています。デスクトップマネージャーが変更(Unity から Gnome3)になって内部的には大きく変化しているのですが、使用する分には全く問題が出ていません。Webブラウザーに使っている Google Chrome がやたら警告を出してリンクを開かせないと言うような問題はありますが、これもデフォルトで付属している FireFox を使えば大丈夫です。Windows へのぼやきになりましたが、これだけセキュリティについて論議されているのに、金融機関側と全く連携がとれずに結局情報漏洩の可能性が減らせられないとかおかしいと思っているんです。金融機関、公共機関は、それこそセキュリティガチガチの独自ブラウザーを共同で開発してユーザーに配布するとかした方がいいんじゃないかと思います。「このブラウザーしか保証できません」「お客様の自己責任で」では、インフラとも言える機関の態度としてはいかがなものかと思います(今の政治家風の言い回し)。
ここまで、小さいキーボードで打てました。やってやれないことはないですね、肩懲りますけれど。