Raspberry Pi 3 Model B+

セットの内容

 性懲りもなく、新型超小型コンピューターの Raspberry Pi 3 Model B+ を買ってしまいました。以前買って現在インターネットラジオ受信機として使っている Raspberry Pi 3 Model B の後継機です。CPUの性能がすこしアップしているのと、Wifiとイーサネットの速度が少し上がっているのが体感できます。

アクリル板を積層させてケースに成っている


 しかし、買ってみたものの特に使用目的があるわけではないのでとりあえず専用OSの Raspbian を入れてディスクトップでセットアップしてみました。画面も今までと同じ、Windows と操作性はほとんど一緒、Wifi もBlueTooth も全く問題なくつながり、手持ちの Microsoft の無線キーボードも全く設定無しで使えました。つまり、お楽しみの面白いトラブルもなく、ちっちゃなコンピューターとして動いています。ただ、明らかに旧型(B)に比べて新型(B+)

画面と比べるとその大きさが分かります

は早いです。普通に Webブラウジングやメールのやり取りメッセンジャーなど全く問題ないし、LibreOffice(フリーの表計算やワープロ系のオフィススイート) が軽く動くのが印象的です。店長、一日3回血圧を図りGoogleスプレッドシートで管理していますが、これが軽く動くのでびっくりします。考えれば重い作業はネットの向こう側の Google のサーバーでやってくれて答えだけをこちらで表示しているので当たり前なのですが十二分に実用になります。
 我々は、Windows マシンに慣れてしまって、ものすごい性能のコンピューターを使うことに慣れてしまっていますが、実はスマホ程度の性能で絶えずネットワークにつながる環境があればほとんど困ることはないようです。じっさい日本ではまだまだですが、海外では ChromeBook というGoogleが開発した Linux 系のOSを積んだ軽量&廉価のノートパソコンやディスクトップが相当普及しているそうです。特に教育分野での使用が劇的に進み、ここ数年で台数を必要とする大手の会社でビジネス用途としても増えているようです。考えれば、インテルがほぼ独占していた超高性能&超高価なCPUを必要とせず、ARM社が開発している性能は必要十分&廉価な RISCタイプのCPU(SnapDragon等)を使うことでスマホとほぼ同じ構造でパソコンが成立します。クラウドドライブ使用を前提にしているので、ローカルに大きなHDD等を必要としませんし、消費電力が少ないので電池長持ちです。エクセルのマクロ多用の方には向きませんが、普通に表計算使いワードで文を書く方なら十分です。もちろん印刷も出来るようです。一度、研究用として ChromeBook を買って検証してみないといけません。(と自分に言い訳して物欲を満たす条件を整えているだけですが)
 

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