スマホ用SDカードのエラー(2)

最初にIOエラーが起きたSDカード

 スマホ(Huawei P9Lite)で使っていたSDカードがエラーを起こしたっていう話を8月24日に掲載、SDカードをフォーマットすることで解決したと書きました。しかし、また8月28日に再びエラーを起こしました。画像だけでなく、スプレッドシートのデータ、その他ログが必要なアプリケーション類がすべてエラーを起こし画像は徐々に読めなく成り、スプレッドシートは読み出せなく成り、ログの必要なアプリケーションは起動できなくなりました。データのバックアップはクラウドを使ってほぼリアルタイムで取ってあるので困ることはなかったのですが、面白くはないです。

修理中の代替機 Zenfone2

8月29日:
 10時過ぎに、Huawei のサポートに連絡して症状を伝えました。その返答は「ハードの故障の確率が高いけれど、ソフト的な問題の可能性もあります。一度工場出荷状態に戻して再度現象が出るか確認をして欲しい。」というものでした。指示に従って検証するのと、修理を出す可能性が高いこと、たまたま予備のスマホ(ASUS Zenfone2 無印)が使えるので、SIM を外しSDカードも外して、8月29日午前11時頃「設定」-「詳細設定」-「バックアップとリセット」-「全ての設定のリセット」で初期化しました。それからWiFi等最小限の設定をしてから、一旦電源を落として更のSD(32G、今回4枚目)を刺しカメラとして使えるようにしました。
 私用スマホが無い状態は困るので、nanoSIM をアダプターを使って microSIM に変換して Asus Zenfone2 につけて、テストがてらエラーが出た64GのSDカードも取り付けて設定し使用可能にしました。Intel inside なスマホですが結構力強いような気もしました。
 さて、これから次のエラー現象が起きるまで使ってみないといけないのですが、代替え機がある状態おまけに公用(社用)スマホがある状態で3台目を持ってテストするのは面倒くさい。仕方ないので、朝・昼・晩と一日三回、一回に5枚程度の写真(標準のカメラアプリ)を撮っていきました。一日に15枚程度をSDカードに保存していったことに成ります。

9月4日:
 午前7時30分にテスト開始時からやっている庭の撮影を行おうとしました。すると、出てきた文言は忘れてしまいましたが「SDカードが使えないので内部ストレージに保存します」というような内容のコメントが出てきて、それ以降の写真は内部ストレージに保存されました。初期化後テストを開始して6日でエラーが起きました。この状態を保ったまま、再度 Huawei のサポートに連絡を入れ今までの経緯を話したところ、HPのサポートページに入り故障内容を書き込んで「修理申し込み」を行った後スマホを送ってくださいと言われました。
 こういうとき、あれこれ文句を言わずに指示に従うのが最も簡単にスピーディーに事が進むのは経験済みです。間違ってもモンスタークレーマーになってはいけません。指示に従って申込みを行った後、画面に表示される住所に「購買記録(多分保証期間の確認)」と合わせて「着払い」で送って下さいということでした。今回は、購買時の化粧箱も保管してあったので、そこに収めて郵便局から着払いで送りました。

9月5日:
 ここからが、Huaweiのサポートが比較的親切だって言われている理由かもしれません。17時ちょっと前に「着荷した。修理期間は3〜4営業日」という内容でメールが送られてきました。きちんと期限が区切られているので放置される心配は殆どないということもわかります。もう、修理について何もすることはないのでただ待つだけです。逆にSDカードのチェックがてらZenfone2で写真をたくさん撮りましたが、結局エラーは起こしませんでした。

9月8日:
 17時過ぎに Huawei サポートから「【修理完了品出荷のご報告】」という題名のメールが来ました。内容は修理依頼品を出荷したというものです。この日は金曜日なので、明日午前中についたらいいのに。明日午前中につけば朝から設定し直しが出来るなとか思いながら帰宅しました。自宅の勉強部屋の机の上に荷物が置かれています。出荷主は Huawei でした。嬉しいですが、早すぎますね。文句は全くありませんけれど。

 ということで、修理品を郵便局に持ち込み出荷してから事実上4日ほどで修理上がりで手元に戻ってきたことに成ります。非常に早く安心して修理依頼できると言っていいと思います。
 注目の修理内容ですが、症状として「SDカードに書き込みが出来ない。撮影済みの写真が徐々に読み込み不可に成り大半を消失したりなどの不具合。」となっており修理内容は「弊社で検証を行ったところ、症状は再現されませんでした。しかし、本体の問題の可能性を考慮して念の為、本体交換いたしました。」と書かれていました。つまり、新品の本体を送ってくれたのでしょう。前の本体に貼ってあった画面保護シートも剥がしてビニール袋に貼り付けて一緒に箱に入っていました。また、購買証明用の納品書も同封されていました。

ファームウェアの更新中ですが時間がかかる

 結局9月9日土曜日に朝からぼちぼちと再設定しましたが、Googleにバックアップがあったのでメールアドレスを設定した途端にどんどんレストアされました。また、ファームウェアが数回アップデートされました。このファームウェアのアップデートは結構時間がかかりました。お茶タイムしたり昼ご飯を食べたりして時間を食ってしまいましたが、正味3時間弱でなんとか元の環境に戻りました。保護シートは埃が入ってしまって結局使えませんでした。当分シートなしで使っていこうかと思います、表示がものすごく綺麗に見えるので。

 機械の故障、特にスマホのような連絡用の機械が潰れたら生活に支障が出ることも考えられます。たまたま、予備機を持っていたので電話としての機能は殆ど途切れること無く今回の修理に対処できましたが、キャリヤ以外のスマホを使っておられる場合、やや心配な問題かもしれません。古い機種を売ったり捨てたりしないで持っているとか、通話だけ可能な中古スマホを手に入れるかとかの対策が必要ですね。そういう意味で、今回の Huawei の修理作業と連絡のスピードはユーザー寄りで良いと思いました。

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