PCリモート電源ON

 新型コロナ感染症対策の影響も有り、自宅から会社のPCにアクセスして仕事をするというスタイルが一般化してきています。店長も Google RemoteDesktop を使って、自宅で食事後に仕事の続きをしています。毎日出勤しているんだから会社で仕事を済ませろ、、、という話は聞かないことにして、実際、気になることとかある場合に便利ですし、特に失敗などの後処理など前日に調べられて手順など決められると、翌朝会社で調べから始めるのと比較して処理作業開始時間までのインターバルが最小限ですみます。非常に有益です。

 ですが、自宅から繋ぐ上で大きな壁があります。我社ではサーバー以外のPCは全て電源を落とした状態で退社するということです。これは、セキュリティ的にも非常に大事だし、火災などの原因を少しでも減らせます。しかし、この状態だとリモートで PC の電源を入れるのが大変です。誰か社内にいればいいですが、事務所にいるのが偉いさんとかだと頼みにくいし、誰もいなかったらお手上げです。そのためとは言っても、PC一台をアイドリング状態で1ヶ月点けっぱなしにすると、電気代が500円から1000円程度かかるので台数が多いと現実的ではありません。特に弊社のような小規模の会社では電気代も勿体無いです。

Raspberry Pi 3 Model B+

 外部ネットワーク越しに Wake on Lan が出来れば自宅(遠隔地)から自力でPCの電源をOnに出来ます。今回、省電力PCとして手持ちで余っている Raspberry Pi 3 Model B+ と Raspbian(OS) の組合わせで使える方法がないかと考えました。Raspberry Pi 3 Model B+ の電気代は約50円弱/月です。「IoT 的には今後の拡張性も考えて、ネット上にデータベースを置き起動機種や時間などのメンテナンスは CGI で行い、そのデータベースにローカルにある Raspberry Pi からアクセスして、有効なデータがあればそのデータを使ってターゲットのPCを起動する」というようなことをすべきですが、店長にはとてもそこまで力量がありません。では犬でもわかりそうな次の手はないかと調べてみると、Google Remotodesktop は使えませんが、AnyDesk が Raspberry pi にも対応しているとわかりました。

 そうと分かれば、AnyDesk をインストールするだけです。会社側の Raspberry Pi と自宅の Windows10 にそれぞれインストールしました。Raspberry Pi で Anydesk を起動させるのと、Wake on Lan を使うのにパーミッション等少し設定が必要ですが、ネット上に情報があふれていますので特に問題はありませんでした。結果、AnyDesk で Raspbian のデスクトップが表示されました。

 運用の手順として、Raspberry Pi は24時間常時稼働させ、自宅など外部ネットワークから Anydesk でログイン。ログイン後、コンソールを開いて Wake on Lan のコマンドでマジックパケットを送りだすと、会社のPCが起動し Google RemoteDesktop で作業をすることが出来ました。電源OFFはWindowsの画面から出来るので、これで自由に電源操作が出来るようになりました。

 今の所、店長だけの為の仕組みですので、理屈さへ判っていれば困ることはないです。しかし、社員の皆さんが同じことをしたい場合は、途中でも書いているように CGI を使ったシステムを構築しないといけないです。こういうシステムの運用について、細かい説明が必要なようでは安定して使ってもらえないので、単純なものでないとだめですね。これは、技術部長の領域なので、、、と得意の丸投げ。では。

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