レヴォーグ故障と車検
店長です。普段使いの「SUBARU LEVORG STI Sport R EX(2.4リットル)」を車検に出しました。修理のついでに車検を受けるような形になってしまいました。
修理というのは、前日まで調子よく走っていたのに、翌朝(12時間後)自宅でバッテリー上がりでエンジンどころか扉も開かなくなりました。鍵も開かないので、電子キーではなく物理キーで運転席の扉を開けました。普段はキーを持っていると扉を開けるとあちらこちらのインジケーターがつくのですが、だんまりです。エンジン始動ボタンを押してもうんともすんとも言いません。唯一、メーター横の何かの警告灯が一瞬ついてその後は真っ暗です。もう何をしても動作しません。症状からバッテリー上がりだと考えましたが、最新式の車がバッテリー上がりっておかしいですよね。とはいうものの万が一に備えて(他車を助けるため用なのですが)バッテリー上がり用にケーブルを荷室に積んでいるのですが、荷室どころか運転席以外の扉も一切開かず、荷室扉には物理キーもありません。万事休すです。
社用車なので車両係に連絡相談したところ、任意保険の中にレスキューメニューがあるということで連絡をしてもらい、レッカー車に来てもらいました。バッテリーの電圧を測ってもらったら4Vしかありません。通常は14V程度はあるはずなので間違いなくバッテリー上がりです。ジャンプスターターを積んでおられたので、これでエンジンをかけていただき会社まで約30キロほど走り出勤出来ました。
この車、数か月前に車内のマイクロホンの調子が非常に悪くなってきたので(聞こえたり聞こえなかったりノイズが入ったり)ということで調べてもらったら、マイクと信号線を繋ぐソケットがきちんと刺さっていませんでした。ここ数年間、走行中は絶えず接触と切断を繰り返していたみたいで一応交換してもらいました。ただ、マイクの制御基板に12v(5V かも)が入力されているはずですから、入力・切断を接触面で繰り返していたら、スパーク電流が流れて電子機器にはよい影響はありません。電子機器にわかりにくいダメージが残るのは確かでしょう。
今回のバッテリー上がりがこれが原因とは言えないですが、コンピューター化された自動車は走るスマホに近くなってきて、ICなど電子機器類に相当造詣が深くないと故障は見つけにくいのは確かです。
さて、まだ車が戻ってきていませんが、バッテリーは交換してもらいました。バッテリ内の溶液のpHが基準以下になってしまっている可能性があるので、有無を言わず交換です。
一週間ほどかかっていますが、代車はスバルの「レヴォーグ・レイバック」です。レヴォーグの派生種で少し背が高く足回りが強化(硬い)されています。幅とか長さも微妙に大きくて最初自宅の駐車場に入れるの少し注意が必要でした。1.8リッターなので少し力が足りないような気が。
今回、長い運転歴の中でほとんど経験したことのないバッテリー上がりが起きたこと、原因がはっきりしないしメーカーも追及していないような気がしているし、ちょっと怖いですね。普段、朝エンジン始動、出社、エンジン始動、退勤、自宅で駐車場に保管、でその間にほとんどスイッチ類を触ることもなく、勝手にヘッドライトが付き、適当にハイ(ロウ)ビームの処理もしてくれ、雨が降ればワイパーも勝手に動き、アイサイトXで車線も速度も維持してくれています。店長が何か変なところ触ったのでしょうか。

