Apple iPad Pro (12.9インチ)
店長、パソコン歴は非常に長いのですが、一度もアップル製品(MacやiPhoneも含めて)を使ったことがありません。特に理由はないのですが、PCを始めた頃はお小遣いが少ないうえにオーディオという金食い虫の趣味もあったので高価なApple製品は買えませんでした。
全く知らないのもなと思い、今年10月に「Apple iPad Pro (12.9インチ,Wi-Fi,512GB)」というのを買ってみました。なぜタブレットと聞かれそうですが、スペース的に自宅机にこれ以上ディスクトップは置けない、基本的にノートパソコンは好みじゃないということでタブレットになりました。PC用の「macOS」とスマホ・タブレット用の「iPadOS」が違いがあることはなんとなく知っていますが、どのくらいの差があるのかは知りません。
長年普段使いは Linux (現在は Ubuntu&CentOS) ですので、常用アプリケーションもフリーソフト(GPL)に成れきっています。実際、OSも含めて超高性能なグラフィックソフト（ドロー系もペイント系も）、オフィススイート、ゲーム、メール、そして何より PHP, Ruby, C, Python, Pascal などの開発言語までもが無料で提供されています。厳密には無料ではなくてフィードバックが必要なのも有りますが、少なくとも金銭は動きません。店長は、つい最近までお遊びでTV録画や編集保存、再生なども行っていましたが全て無料です。
Windows でも、最近は優秀なフリーソフトが増えてきて費用がほとんどかかりません。前からだって言われるかもしれませんが、以前は一部機能制限があったり突然落ちたりするものも多かったです。ここ数年でマイクロソフトが特に開発系の GitHub や Visual Studio Code などをオープン化した影響が大きく、フリーソフト全体の品質が大きく向上しました。Windowsを使っておられる皆様も、じっくり探せば極めて優秀なフリーソフトを取得、利用できますので根気よく探してみてください。
というような店長が、約2ヶ月半iPadを使ってみての感想ですが、タブレットとしての使い方は Android や Windows とほとんど変わりません。逆に、メモリー管理の方法が違うのか、アプリーケーションをどんどん立ち上げていっても、遅くなったり特に落ちるような気配もありません。昔、Apple が採用していた RISC アーキテクチャのCPUでは、大きなメモリーも切れ目なくリニアに使用できたのでわからなくもないですが、メモリー管理に比較的制限の多い ARM タイプのCPUでこの動きを実現しているのは不思議です。まして、今はカーネルが Linux ベースに成っているはずですから。
こういう話を書いていて思ったのですが、店長、この Apple 製品に興味があったのは使い勝手じゃなくて単純に技術的なものだったのかもしれません。
現在、常用しているアプリケーションは、 Safali(Webブラウザー) , Gmail(メール), Google_Calender, Amazon_Photo, Google_Drive, ownCloud, One_Drive, Prime_Videos, Amazon_Music, YouTube, GYAO!, AbemaTV, Kindle, Excel, JaneStyle, Twitter, Facebook, Instagram, VLC, Google_news, SmartNews, 乗換案内 というところです。これ、Android タブレットと同じで、結局使い慣れたアプリをそのまま使っていることになります。
でも、画像を書くとかのばあい、別に買った Apple_Pencil を使うと、鉛筆のようなソリッドな線、筆のようなかすれた線も書けるので下手な絵でも満足感だけは一人前に得られます。WACOM のタブレットを昔々使っていましたが、良い印象はありません。それに比べて、このタブレットとペンの組み合わせは滑らかで筆圧にリニアです。
今のところ、この iPad の満足度ですが、値段が高いのでそれを割り引くと「やや不満足」というところでしょうか。使い込まないと評価できないというご意見もあるでしょうが、このタブレットだけ使っているのではなくてシチュエーションにあわせて複数台の携帯端末を使っているので、「使い込む」作業は無理です。如何に考えずに（マニュアル無しで）使えるかが鍵だとすると、今の軽作業では Good ですが、値段が。。。
飽き性ですが、せっかく買ったのでしばらく使ってみたいと思います。毎日カバンに入れて出勤しているので、会社で小一時間使うようにしています。また、感想を書いてみたいと思います。
