Amazon Music HD とデータ容量

 アマゾン・ミュージック・HD(いわゆるハイレゾ音源)を契約してみました。自宅では、以前御紹介したシステムで、Windows10 PRO の PC から DDC で DAC 付アンプに入力しています。今のシステムは、DDC の性能上限が 24bit/96kHz ですので、ハイレゾとは言うものの最低限の性能しか持っていません。今回契約したアマゾン・ミュージックのハイレゾ音源は、ハイレゾとはうたっていますが大半の楽曲のレートは 24bit/96kHz (FLAC形式) のようです。また、今のところ Windows では「アマゾン・ミュージック・アプリ」を使わないとハイレゾの再生は出来ません。ということは、Ubuntu などの Linux 系 OS ではアプリがありませんのでハイレゾ再生は出来ません。逆に同じ Linux 系の MAC や ChromeOS 系では再生が出来るようです。Android のアプリでも再生できています。

 ハイレゾ楽曲を再生してみると、コンサートなどのライブ音源だと今まで聞こえていなかった、客席の遠慮がちな「咳」等も聞こえてきます。コンサートホールやライブハウスの音源だと楽しいです。古い音源でも情報量が多く奥行きが深く左右の巾が広く聴こえます。ですが、これでもソニーやオンキョーのハイレゾ・サンプル音源と聴き比べると高音がやや詰まっているような気がします。店長、それほど上等な聴覚を持っていませんが聴き分けられるレベルです。内緒ですが、梅沢富美男の「夢芝居」、美空ひばりの「愛燦々」、高橋真梨子の「ごめんね」、原田知世の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」など以前には聴くことのなかった日本の歌手の楽曲がすごくいいです。

 さて、このハイレゾ音楽は、車での通勤時にもスマホからブルートゥースでカーオーディオに接続して鳴らしています。片道小一時間で600Mバイト程の回線容量が、往復で 1.2G 必要なようです。店長のスマホ(ASUS Zenfone6) では社用 SIM は DOCOMO のデータ通信 10G の契約です。これで動画を観たりテザリングで PC と接続したりする時も有りますから、約1週間で上限容量に達してしまいます。幸いなことに、プライベート用 SIM は「OCN モバイル ONE」でアマゾン・ミュージックはカウントフリーの対象に成っています。スマホはデュアル SIM で運用していますので、通勤時は OCN 側に切り替えておけば契約容量を圧迫することもありません。ただこのままデータ通信を OCN 側にしておくと Youtube や PrimeVideo などを見ると容量不足になるし、メッセンジャーでも少し不具合がありそうな感じですが、その都度解決しながら使ってゆくことになりそうです。なにしろ、アマゾン・ミュージックを聴きながらの通勤はやめられないので。

 スマホとカーオーディとの間は Bluetooth-4 なのでハイレゾ環境ではありませんが、アナログ再生の経験上、音楽再生では入口の音質を最高にしておくことが原則なのでこれで良いと思います。実際にハイレゾを再生したいばあいは、SDカードにハイレゾ音源をデータとして記録してそれを再生したらいいのですが、日によって聴きたい曲やジャンルが違うので困ったものです。ある程度、曲やジャンルが決まれば一度トライしてみてもいいとは思っています。又は、本格的な DAC 搭載の Sony XPERIA 系のスマホを買って、USB経由でカーオーディオに繋ぐと良いのかも知れません。

 それにしても、原田知世の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」すごくいいです。阿川泰子もいいかな。

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