CPU放熱用グリス塗り替え

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 常用のPC内部の清掃を半年ぶりくらいに行いました。ケースには大型の吸い出しタイプの冷却ファンがついているので、内部や空気取り入れ口周辺に細かい埃が溜まっています。CPUファンにも埃が溜まっています。
 ネットで時々見るのですが、PCを長年使っているとCPUとCPUクーラーの接触部に塗られている伝熱性のシリコングリスが硬化して、伝熱の役割を果たしていない事があるそうです。今までも、特に Intel Pentiumu4 の時代では、CPUの発熱量が多かったのでシリコングリスの硬化が激しかったです。
 今回、PC内部の清掃を行うにあたり、一旦HDDやファンも部品単位までバラバラにして掃除をしてみました。ファンの軸部分の音(ガラガラ音などしないか)をチェックし滑らかに回るかなども確認しました。メモリーなども相当熱を持つ部品なので一旦スロットから外してスロット部分の清掃、HDDやSDDやDVDドライブも同じくです。

横蓋を外したところ

 さて、上のような作業の中で、CPUクーラもマザーボードから外しました。CPU が Intel i7 で純正のファンを使っています。なんだか外しにくいファン&フィンですが、ドライバーを使って外しました。外した結果、CPU上に塗布されているグリスが触ってわかるほど硬化しています。熱伝導率は相当悪くなっていると思います。同じく、CPUクーラー側のシリコンも明らかに硬化していて、触るとボロボロと取れてしまうほどです。

ファンとフィン
 今回は、ばらせる部品は全部バラしてみようと考えていたので、純正のクーラーをファンとフィンに分けてしまいました。フィン側センターの銅部分、真ん中が蓄熱しないようにえぐられていて、熱伝導率の高い銅で受熱して出来るだけ早くフィン側に渡してファンで熱を吹き飛ばす構造になっているんです。純正でも相当凝った作りだったの初めて知りました。
 後は、CPU上に残っている古いグリスをティッシュペーパーやタオルで綺麗にします。このとき、手の脂などがCPU上面に残らないようにしたほうがいいと思い、タオルでゴシゴシと拭きました。クーラー側も同じ様に銅部分を綺麗にしてから、グリスを薄く塗りました。このグリスを塗るときに名刺の一辺を使って極力平らにして、クーラーをCPUに乗せ、軽く前後左右に揺すってグリス内部に空気が残らないようにするのがコツです。その後、ドライバーを使ってクーラーをマザーボードに固定して終了です。
 さて、どのくらい効果があったですが、実は具体的に温度等を測っていません。効果を確かめるのは耳(聴覚)です。明らかに音が静かになっていますし、動画のエンコード時はCPU使用率が平均80%位になりますがファン音は殆ど増加しません。
 ということで、年に一度くらいはPCも掃除して、なんか動作音がおっきいと感じ始めたらCPUグリースの塗替えをしたらいいでしょう。グリスは安物(数百円)で十分です。もちろん、べらぼうな高負荷処理が続く場合は上等なグリスのほうがいいでしょうが、目の玉がいくらあって足りないし店長には不要です。何しろ、2004年に買ったPCも未だに現役(ファイルサーバー兼テンポラリーデスクトップ)として使っているくらいなのでパワーもそう必要ではありませんし。パソコン開けるの怖いと思われている方も多いでしょうが、濡れた手で触るとかの冒険をしない限り感電の心配もほとんどありませんし、電源やデータの接続ケーブルも挿し間違えられないようになっています。心配しないで掃除して長く使いませんか。

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