2023年あけましておめでとうございます

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年中は一方ならぬご愛顧をいただきましてありがとうございます。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、2023年になったとはいえ、世界の情勢は良くなっているとは言い難いです。

 まず、ニューヨークの株式市場では株価の数百ドルの下落がありましたし、日本の日経平均も数百円の下落になっています。特に日経平均は新年早々はご祝儀相場で高値がつくことが多いですので、大幅な下落というのは投資家をはじめ世間が景気後退などリスクを感じ始めていると考えられます。

 まず、なんと言ってもウクライナへのロシアへの侵攻と手詰まり感、世界中の国々が中国のゼロコロナ政策の失敗と中国人への入国制限を設けている中、各国へなんとか恫喝で自国を差別してはいけないとかすべてが自国の言うことを聞かないといけない、と言うような態度へ嫌悪感を持ってしまったこと、ロシアの核兵器使用の脅し、そして何より日銀のマイナス金利の上昇是正、長期金利の実質的な上げによる景気後退への懸念で、マインドが冷えているとは言われます。なんにしても、あまり明るい材料がありません。

 半導体が足らなくて車が作れない、アメリカでの販売台数がGMが首位になってトヨタが抜かれたとかとか言われていますが、日本の半導体製造の為の利益を奪ったのは他ならぬ自動車業界です。乾いた雑巾を絞るがごとく値下げ交渉と製造原価の低減を要求してきて、ここに至って半導体が手に入らないなど当たり前です。国内はもとより海外の半導体メーカーですら、利幅の少ない自動車用半導体など作らずに、安定した利益が出せるスマホ用とかPC用を作ります。自動車業界の半導体不足の原因は「自業自得」です。アップルが比較的潤沢に市場に商品を供給できているのは、最初に決めた値段をその機種を製造している間は値下げを要求せず、製造原価の低減は努力した製造メーカーに残せるので、無茶言われてもついて行けます。そのあたりが日本とアメリカのメーカーの考え方の違いかもしれません。

 次に、国内の長期金利の上昇ですが、もちろん借金が多い会社や個人は大きな影響を受けます。金融機関が軒何、非固定型住宅ローンの金利変更を発表したいます。新聞報道のように「給与は上がらない、年金は減額される可能性がある、増税で国防費を賄う、輸入資材・材料の高騰で食料品は大幅値上げで光熱費も値上げ必至」こんなこと書かれたら暗くなってしまうし日本中の国民が所謂「おまんま、食い上げ」になってしまいます。

 でも、市場は冷静に判断しながら需要と供給バランスの取れたところで収まります。もちろん、中国・北朝鮮・ロシアの戦争の脅威を考慮しないといけません。少なくとも公用語が中国語にはなりたくないですから。

 我々国民が、日本人として国を維持し守ることが第一と思うなら、新聞の用に暗い予想ばかりしていないで、知恵を絞って頑張らないといけないし、そんなことはなくてもっと楽観的に中国が本気で攻めてくるはず無いし、アメリカ軍が守ってくれるなどと言うお考えならそれもいいかもしれません、中国語を覚えることは必要になりますが。

 と新年早々、脳みそが加熱するほど色々考えています。よく、マクロ経済と言われますが、我社のような零細企業ではそれを動かせるほどのパワーはありません。でも、真剣に行動してゆけばマクロ経済の拡大の一助にはなるのではと考えながら本年も邁進してまります。どうかよろしくお願い申し上げます。

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