ホリエモンのロケット

 ホリエモンこと堀江貴文氏も参画している日本のロケット開発会社「インターステラー社」のロケット、MOMO3号が2019年5月に日本の民間企業として初めて宇宙に到達しました。そして、この6月に打ち上げたMOMO6号が、、、失敗しました。アメリカの民間企業「SpaceX」のクルーズドラゴンが定期的にISSに物資を運ぶ契約を交わしていることを考えると、安定性にも積載量もやはり遅れていると思います。

 いま、日本ではJAXAが開発し三菱重工業が製造している H2 (and H3) ロケットや固体燃料式のイプシロンロケットの2機種が代表的なロケットで極めて優れた安定性と連続性を持っています。以前にも書きましたが、人間の乗る部分を買ってきたらそのまま有人宇宙船を打ち上げ可能なほどです。では、なぜインターステラー社が大事かというと、競争相手がないと開発のスピードも上がりませんし、新規技術の開発も進みません。いま、世界で唯一の有人宇宙船打ち上げロケットのロシア・ソユーズもソビエト連邦時代に開発されたもので、液体ロケットエンジンも第二次世界大戦に遡るほど古い歴史のある(時代遅れの)ものです。それほど、ロケット技術は鈍足とも言えるほどの開発スピードしか出ていませんでした。

MOMOの打ち上げ準備

 それに比べてSpaceXのエンジンもNASAから技術供与を受けたとは思いますが、燃料を灯油に近づけたり吹き出し口の冷却の方法を変えたりと最新の技術を盛り込まれています。それらがないと、打ち上げたロケットをまた逆噴射で地上に戻すなどということは出来ません。オリジンロケットやロッキードがコスト削減のための逆噴射による回収と再利用に苦労しているゆえんです。(着陸の動画を見れば理由がわかります)

 インターステラー社にかかわらず、日本もミサイルに転用可能とか軍備拡張とか、最近では敵基地先制攻撃可能とかが憲法9条に違反するのではとピンと外れのお花畑のような話をしていないで必死に開発しないと、宇宙開発に負けてしまい自力で活動できない宇宙軍を創設しないといけないです。蓮舫さんのおかげで開発に大幅な遅れが生じたスーパーコンピューターで今年やっと世界トップに返り咲けたのですから。この数年間中国がトップに成っていたようですが、日本人がそんなに中国に気を使う必要があったのですかね。

 日本のロケット頑張って欲しいです。特にインターステラー社は国の姿勢に縛られない民間ロケットを開発したいのでしょうし、三菱重工は将来の月基地とかもっと将来の火星基地などへの到達を考えているのでしょう。とにかくがんばりましょう。 

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