パソコン自作

 技術部長です。なんとか、前回のお約束通り、週末のブログを書くことができました。これからも、続けていければと思います。

 さて、私が自宅で使っているパソコンは、自作のものです。パソコンは、高度に規格化がすすんでいるので、ほとんどのパーツは共通規格になっています。だから、パソコンを自作するといっても、いくつか必要なパーツを購入し、組み立てて、適当な筐体に入れるだけのことになります。というわけで、基本的にはプラスドライバが1本あればパソコンの自作はできてしまいます。
 ウェブマーケットのサーバーも私が普段デスクでつかっているパソコンも自作です。自作パソコンを使うのにはいくつか理由があるのですが、一番は「修理が自分でできる」ことです。以前のブログでも書きましたが、ウェブマーケットのサーバーが故障した時も、自作サーバーだったから、修復が比較的早くできました。市販のスタイリッシュなパソコンは、部品が特殊だったりして、なかなか自分で修理するということができませんので、もし、そういうサーバーを使っていたら、修復には相当時間がかかったと思います。
 私が自宅でつかっているのは、CPUがIntel Core i7-3770K の自作パソコンです。このCPUは8年前に発売されたものです。このマシンでも、Windows 10 を動かして、WordやExcelを使う程度の作業であれば、特に問題なく使用することができます。しかし、もう少し、ヘビーな作業をしようとするとさすがに荷が重いかなと感じるようになりました。実は、最近、VHSビデオの映像資料をDVDにする作業をしたのですが、この作業中にかなり不満が出てきました。この変換作業ではビデオのノンリニア編集などは不要なのですが、録画前後の不要な部分を取り除いて、MP4という規格の動画に変換しなくてはいけません。これ自体は、以前もしたことがある作業なのですが、これが「とてつもなく遅い」と感じるようになってしまいました。8年前のCPUに合わせたパーツ類で構成されたパソコンなので、今のとなっては「遅い」わけです。
 パソコンというのは、何かきっかけがないとなかなか新しいものに変えようとはしないものです。今回の「不満」はパソコンを更新するのによいきっかけ(言い訳)になります。ということで、この度、自宅パソコンを更新することにしました。

 まずは、CPUを何にするかから、パソコンの仕様を決めていきます。主に、どういう目的でパソコンを使用するかによってCPUなどの選択が決まります。私はコンピュータゲームは全くしません。動画編集をごく稀にします。普段は文書を作ったり、プログラムを作ったりが主な使用目的です。ただ、プログラムの動作チェックなどのために仮想マシンを作ったりしています。
 最近は、私は自作パソコンのトレンドを追いかけていないのですが、店長はかなりトレンドに詳しいです。そこで、私の使用目的を店長に伝えて、CPUを何にしたらいいか相談してみました。すると、今は「AMDのRyzenがいいのではないか」「ゲームをしないならグラフィック内蔵のもので十分ではないか」「高性能のグラフィックが必要になったときにグラフィックボードを追加すればいいのではないか」との意見をもらいました。
 わたしは、一時期AMDのAthron というCPUのパソコンを使っていたことがありますが、最近は、Intel のCPUを使っていました。「久しぶりにAMDもおもしろいかな」とおもって、CPUはAMDのRyzenシリーズにすることにしました。
 ネットで調べてみるとAMD Ryzen はかなり評判が良いことがわかりました。いくつかの評価サイトでみてみるとIntel Core iとAMD Ryzen では、ゲームをしないのであればRyzenのほうがコストパフォーマンスがよいようです。ただ、AMD Ryzen は、グラフィックを内蔵するCPUは多くありません。末尾にGがつくものがグラフィック内蔵なので、Ryzen 5 3400G を選びました。
 次はマザーボード選びです。これも店長に相談したところ、「AMDならASRock製のマザーボードがよかろう」との回答を得ました。作業でつかうパソコンなので安定性重視で B450 Steel Legend を選びました。
 最後にメモリです。とりあえず、G.Skillの F4-3200C16D 8GB x2 を選びました。あまり、安価なメモリとくにノーブランドのメモリを使うと「原因不明の不調」に見舞われることがあるので、私は「そこそこのもの」を使うようにしています。
 なぜ、この3点で「最後」になるかというと、「筐体」「DVDドライブ」「ストレージドライブ (SSD)」「電源」は、今まで使っているものを流用できるからです。こういうことができるのも「自作」の良いところです。
 以前なら、こういうパーツは日本橋まで買いに出かけたものですが、今は通販で簡単に入手できます。そういえば、日本橋に最後に行ったのは15年くらい前になるかもしれません。今回のパソコンのパーツ類は、最安値というわけではありませんが、アマゾンでそろえることにしました。約4万5千円になりました。
 さて、パーツは2月10日に届きます。パソコンを組み立て終わってから、現在のパソコンの作業環境を移行しなくてはいけません。というわけで新しいパソコンのインプレッションは来週以降になります。
 では、また。

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