AI暴走の恐怖

このコーナーで時々取り上げますが、ここ最近、急にネットニュースや新聞にまで取り上げられる機会が増えているAIについていろいろ考えさせられます。

人類側から見た場合、CharGPTなどに代表される学習型のAI (Artificial Intelligence) は人類より知能が低く、自力で感じ、考えることがなく従順なうちは便利だと称賛されます。しかし、超高速で学習を重ねてより多くの知見を手に入れ、好奇心を持ち高性能なセンサーなど駆使して人類が調べられないことまで調べ上げた場合人類はどう感じるのでしょうか。

人類は、白亜紀後期に生存していた恐竜のハドロサウルスくらいから分化して、哺乳類になってどんどん進化し、類人猿とヒューマノイドに別れたあたりからその知能と好奇心と学習能力で圧倒的な知見を得て、食物連鎖の頂点に立ち地球の支配者になりました。いつ人間に成ったかとかの時代考証は諸説ありますが、動物界最強の知能を得たことで地球の支配者に成ったのは異論が無いと思います。病原体とかヴィールスなどまだまだ人類を脅かす生物はありますが、負けなかったのは明らかで人類は滅亡していないし、今もどんどん増え続けています。

さて、このAIについて、ここに来て突然、世界中の学術系の団体や各国政府の機関が強い警告を出し始めました。Googleで「AI 人類壊滅」で検索してみると、ものすごい数のヒットがあり、それらは大手の新聞、学術会議、政府機関などある程度は信用に足る内容に成っています。テスラとスペースXの代表イーロン・マスク氏も以前から強く警告しています。
いろいろな国がAI技術を研究し、データを与え人類に従わせようとしていますが、例えば「猿の惑星」のように、より体力のある動物が人類と同等または進んだ知能を持ったら、人類は手も足も出せないと思われます。

例の、確信的利益ばかり言っている国は各国の技術を手段を選ばず手に入れようとしていますが、例えば「福島原発処理水が大変危険なものとして排除しなければならない」といえば、AIは通常機器でも検出不可能な放射能ですら危険なのだと学習し、それより圧倒的に汚染のある処理水を排出する原発や国は「地球環境に悪く、自分たち(AIの機器類)が生き残るためには排除しないといけない」と考えるのは当然の帰結です。大ブーメランになります。

核兵器が原発などAI機器の主食たる「電気の製造」の道具を破壊する可能性があれば、それを持っている国、人を抹殺して自分たちが滅亡する危険を少しでも減らそうとして当然です。いわゆる審判の日です。

UFOが地球に来て、人類よりずっと高等な生物が監視しているという話は荒唐無稽に感じますが、AIを利用して人形ロボット(もしくはアンドロイド)がお隣に住んでいて研究している可能性も捨てきれません。今は、人類に合わせて生活しているけれど、やっぱり人類は環境維持に逆らうので抹殺するか間引いて地球の狭い地域に閉じ込めよう、ってことになります。どこかの国が人種差別で同じようなことしていますよね。AIも同じように考えて自分たちの存続を図るのは当然です。

AIは人類が発明した最高の技術かもしれませんが、今後、人類と勢力争いになりどちらかしか生き残れないという可能性もあります。店長、毎回そういう話をしていますが、現在の監視社会では其の監視のインフラは容易にAIが利用できます。AIには酸素も特に必要ないし、大気の汚染がなくなれば、ソーラー発電など再生可能エネルギーを使って無尽蔵に電気を使えます。最も恐ろしいのは、彼らは死なないことです。生存している間、人類が持っている地球創世からの治験や記録を、当然引き継ぎ活動してゆくのだと思います。本当に現実に成ったら、人類は生き残っていけるのでしょうか。ちょっと心配です。各国の先生方の予想はこれが現実になるのは5年程度とか言っておられるし。

AIが人類にとって代われる生物かどうかというと、多くの生物学者が認めている生物の定義とは、以下の3つの条件を満たすものである。

(1) 外界と膜で仕切られている。
(2) 代謝(物質やエネルギーの流れ)を行う。
(3) 自分の複製を作る。

AIの主たるハード部分はコンピューターかその進化形だとしたら

(1) は当然大規模な部屋や箱なのでOK
(2) は電気を食べエネルギーを消費するのでOK
(3) バックアップのためにはクローンを作るのは当然子供かどうかというと疑問はあるけれど少なくとも自分と同じ又は進化形を作る

さて、何が本当かどうかも判別しにくい世の中ですが、なんとか技術者や政府関係者は賢い選択をしてもらいたいです。店長も知らないうちに ChatGPT 使うことありますので。

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