CDプレーヤー

 せっかくバックロードホーンスピーカーが完成してエージングがてら音楽を聞いているのに、音源となる CD プレーヤーが壊れました。TEAC の古い古い機械ですが、つい最近まで調子よく動いていたのに。
 故障の症状は、PLAYボタンが効かないというものです。ボタンを押すとどんどん次の曲に移っていくという症状で、なんとか自分で直してみようかと思いケースの蓋を外して中を見てみました。こういう機器の故障の定番はコンデンサーの膨張や破裂、抵抗器の過熱によるショート、埃が溜まって可動部分の動作が渋くなっているなどが多いのですが、今回はどこにも問題はありませんでした。ということは物理スイッチの故障ということになるので、保守部品を手に入れて取り変えたら直るかと思いましたが、何しろ古いので簡単にネットで調べても見当たりませんでした。

 修理は、ケースの入れ替えなどしてぼちぼちおもちゃにしていくことにして、新しく「マランツ CDプレーヤー シルバーゴールド CD-5005/FN」というのを買いました。上等じゃなくて、エントリーモデルと言われるものですが、仕様を見る範囲ではDACやアナログ出力部分にも安定した回路が使われているようです。音が良いかどうかですが、おじさんオーディオファンとしては憧れのマランツですので、メーカー名だけで音がよく聞こえます。真面目な話、前のTEACのはエッジが効いた音質でジャズなどに適していると感じましたが、マランツは非常にフラットな印象を持つ音質です。
 音質を文字で表現するのは無理ですが、バックロードホーンスピーカーの音質は立ち上がりの良いのが特長で、これに今回のプレーヤーで音出しすると、昔一度だけ入ったことのあるラジオ局のミキサー室の音創りの様な印象です。素直な印象というのでしょうね。このプレーヤー、安いからどうかと思っていましたが十分な性能を持っていると思います。
 今の所、オーディオシステムの音源として、インターネットラジオ、ダウンロードした音源、LPレコード、CDを扱えますが、パソコンを使ったネット上の音源は未だPCのラインから取っています。これを早く USB-DAC に変更してみたいです。次はこれかな。。高性能を狙わなかったら自作もできそうですが、サンプリングレートの高いHQタイプは買ったほうが良いのかも。現在進行中の Raspberry PI の実験でもインターネットラジオと合わせて、DACがなんとか成らないか調査中です。難しそうですが。

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