ダブルバスレフエンクロージャー(8cm)

Fostex OMF800P
 また、スピーカーを作りました。雑誌「Stereo 2017年8月号」付録の「Fostex OMF800P(口径8cm、フェーズプラグタイプ)」を共立電子の「ダブルバスレフエンクロージャー組立キットWP-718DB-F(MDF材)」に組み込んだものです。実は単純なバスレフエンクロージャーを設計していたのですが、今まで経験のない「ダブルバスレフ」方式が気に成ってきました。スピーカユニットがバックロードホーンにも適合できるそうなので、バックロードが余分に掛かりそうなダブルバスレフ方式でも大丈夫なんだろうと思いキットを買いました。大きな材料からの木取り切断が面倒なのと寸法と直角の精度が上げられないというのもあって今回はキットを買いました。実は買ったのは昨年の7月頃1年間放置でした。今は製造中止に成っているようです。
精度の良いキット内容と内部構造
 さて、組み立ては前回のバックロードよりは簡単かと思いましたが、実は前面バッフルと天井や底板とのきれいな接着が結構難しいものでした。組立図は側板以外を先に組み立ててから側板を貼り付ける様に成っているのですが、バッフルと天・底板とを隙間なく直角に貼り付け固定するためにはその通りの作業のほうが楽なようです。今回、側板にバッフルや天・底・背板を貼り付けていったのですが、どうもグラグラと動いて正確な位置に置きにくくストレスがたまりました。
 なんとか側板を貼りつけて組み上がり、横に重ねて重りを乗せて2週間放っておき、とことん接着剤が固まるまで待ちました。1週間後サンダーに#100のペーパーで表面を粗仕上げと同時に接着失敗の木口の均しをしました。その後#240で触ってつるつるかなという程度に仕上げた後、目止のために刷毛でサンディングシーラーを2回塗りした後1週間放置しました。これも、MDFにシーラーを浸透固定させるためです。
 1週間後、サンダーに#240をつけてざっと表面を仕上げ、その後手動のサンドペーパーホルダーに#320のペーパーをつけて表面を仕上げました。これで、触ってもやや刷毛目が残っているかもという程度に仕上げました。
 次に「アサヒペン多用途水性スプレー高光沢タイプ」のマリンブルーとクリアーを使って塗装しました。ノズルをスピーカーボックスから30cm程度離して、塗面から少し外した状態で噴霧を始めて塗面に色を乗せてゆく。今回は4回塗りで色を乗せましたので最初から厚塗りせず少しずつ色つけしてゆきました。1回目と2回目の塗布は3時間程度あけてよく乾いてから重ね塗りをし、一晩放置して3・4回目を塗りました。もちろん重ね塗りする前に軽くサンドペーパーで表面を磨きました。
 そうして、また1週間後(その間放置乾燥)に表面を#320のペーパーで軽く磨いて、クリアーを2回重ね塗りしました。2時間ほどでほぼ乾くのですが、ここで焦ってスピーカーユニットを取り付けないでもう一週間放置です。実際に塗装が固まるのは1週間以上かかるそうです。慌ててセッティングすると他の箱や床にひっついたり、傷つきやすいなどあまり良いことはないので、とにかく待つことのようです。
 一週間後スピーカーユニットを取り付けてやっと試聴です。何しろ8cmのユニットですので低音など全く期待してませんでしたが、実際はダンピングの効いた低音がユニットとバスレフホーンから出ています。まだ、エージングが済んでいない状況ですが、バックロードよりもエージング時間は少なくて済むようです。延20時間ほど聴いていますが、結構良い音です。320kのHD音源と64Kの音源との差がはっきりわかります。CDとアナログプレーヤの音もはっきり聴き分けられます。ダブルバスレフ方式は結構効果的に働いている様です。
 これで、自宅の部屋には20cmバックロードホーン、10cmバックロードホーン、8cmダブルバスレフ、8cmウーハー+4cmツイーター2wayバスレフ、超古いパナソニック30cmウーハー+ドーム型ツイータ+スコーカーの3wayバスレフシステムが各一組づつ並んでいます。これらを安物のD級アンプも含めてアンプ3台で鳴らしています。もう、どうしましょう。次作っても置く場所がない。別の部屋に移さなくては。

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