西表島

Webマーケットの技術部長です。
第3回目のブログです。例によって、今回もまた技術的なことではありません。

仲間川上流部

先日、休暇をとって西表島に行ってきました。私が初めて西表島に行ったのは今から40年前のことです。大学のワンダーフォーゲルの春合宿で行きました。それから、結構な頻度で西表島、沖縄本島、座間味島などに遊びに行ってましたが、いろいろと忙しくなって、今回の西表島は久しぶりでした。
わたしが西表島でするのは、主にシーカヤックです。西表島の海も川もシーカヤックをするには最適の場所です。今回は、そのレポートをさせてください。なお、島の地名や方言などの説明は長くなるのではぶきますが、今はネットで調べるとすぐわかるとおもいます。興味のある方は、是非、チェックしてみてください。きれいな景色の写真がたくさん載っています。

本格的にカヤックを漕ぐのは久しぶりになるので、まずは、仲間川を漕いでみました。旧暦の5月5日になります。お分かりの方も多いとはおもいますが、前日がユッカヌヒーにあたり、白浜で海神祭がありました。というわけで、この日の西表は、大潮(満潮10時:167cm、干潮17時:30cm)でした。川を漕ぐには最適なタイミングです。早めに準備して、上げ潮に乗って遡り、下げ潮で降りてくるようにしました。これが逆になると結構「トレーニングモード」になってしまいます。

仲間川源流部

仲間川は、西表島で二番目に大きな川で河口からかなり上流までマングローブ林が発達しています。途中にあるサキシマスオウの巨木をみる遊覧ボートも出ていますが、大潮の干潮になると浅くなってしまうので、今日のような潮の日は満潮時以外にはボートは出ません。今回は、午前中に一度だけボートに出会っただけで仲間川を独り占めでした。天気も程よく曇っていてよかったです。あまり晴れていると暑すぎるので、漕いでいる途中は曇りのほうがありがたいのです。
中流域から上流にかけての景色は熱帯の川のようです。大潮の満潮時には支流からマングローブ林のなかへ漕いでいくのも楽しいのですが、今日はリハビリ目的もあるので、まずは源流部を目指しました。源流まで来るとあまり人が通った感じはありませんでした。最近は、ここまで来る人は少ないのかもしれません。
笹森儀助が1893年に西表島を横断したルートが仲間川を遡上してこの源流部から仲良川にぬけるもので「儀助道」と名前がついてます。もし、興味があれば「南嶋探験」という大変面白い旅行記にまとめられています。西表島のところは特に面白いのですが、この儀助道を抜けるところは「抱腹絶倒」の面白さです。

水落の滝

翌日は、なじみのカヤックショップの手伝いで海を漕いでみました。仲間川で感覚が戻ってきたのとコースが比較的簡単な「白浜-水落の滝-イダの浜-白浜」だったのでなんとかいけるかなと思っていきました。波高最大50cm程度で海は静かだったのですが、南風がクイラから吹き下ろしてきて結構大変でした。久しぶりにゲスト艇をけん引をする羽目になりました。さすがに、ちょっと大変でした。予定より、時間がかかってしまいゲストを港に送る時間に余裕がなくなってしまいましたが、なんとか予定の便に間に合うように帰ってこれました。初めての人にはすこしハードだったかも知れません。ゲストの方々は、これでカヤックにはまるか、二度とパドルを持たないかどちらかでしょう。
なかなか機会をつくるのが難しくなってしまいましたが、また、西表でカヤックを漕ぎたいなとおもいます。

次は、少しは技術的なお話ができればと思っています。

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