金沢旅行

 某団体の懇親旅行で金沢旅行に行ってきました。あちらこちらよく出かけるなと言われそうですが、プライベートでは無くて公用です。公用。。。

 金沢と聞くと一番に思い出すのは「兼六園」です。加賀藩5代目藩主の前田綱紀が作り、代々の藩主によって拡張されて今の形になったようです。日本三大名園の一つで「偕楽園(茨城県)」「後楽園(岡山)」そして「兼六園(石川県)」と言われています。今回はガイドさん付きで説明を受けながら庭園内をめぐりました。

 さすがに兼六園は国際的にも有名らしくて、お客さんは外国人が半分以上です。東洋人もたくさんいますが、言葉が中国語や韓国語でした。ガイドの方も外国語が話せるようで、昨日は中国人の団体がとかおっしゃっていました。兼六園には見どころスポットが多くあって、「徽軫灯籠(ことじとうろう)」「唐崎の松」「霞が池」「雁行橋」「七福神山」「根上松」「明示記念之標」「鶺鴒島(せきれいじま)」「曲水」「瓢池・翠滝」「夕顔亭」「噴水」などがガイドパンフレットに載っています。そのほかにも、散策遊歩道の両端に小さな花が咲いていたりして穏やかな気分になれます。

 そのほかに、「金沢21世紀美術館」というところにも行きましたが、学術員の方が「現代美術で理解しがたいものが多いので、あれこれ考えずに眺めるように鑑賞してください。」というような説明をされていました。確かに現代美術は意味不明ですが、これは素晴らしいと誰かが言ったら素晴らしいに違いありません、多分。

 宿泊は、少し足を延ばして片山津温泉に泊まりました。金沢のほうは、まだ1月1日の地震からの復旧が進んでおらず、大人数の団体客は受け入れが困難なようです。観光バスでの移動でしたが、さすがに震災の爪跡が残る場所には行かないようにルートどりをしておられましたが、金沢城の石垣などは少し崩れていて、復旧まで時間がかかりそうです。また、先日の洪水でも重ねて被害を受けられていますので、とにかく早い復旧が望まれます。

 簡単なレポートですが、地震と洪水の二重の被害を受けた輪島とか、技術の継承もままならず、生き残れるかどうかとおっしゃってました。また、周辺の温泉地もいまだに復旧のめどが立たない状態のところも多いようです。直接的な寄付とかボランティアとか無理でも、この方面に旅行に行くことで多少なりとも援助ができるのでは無いでしょうか。

 

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください