コンサート

 先日、「公益財団法人 関西・大阪21世紀協会」主催の「フリューゲル アーベント2019」(〜未来へ羽ばたけ、大阪文化力〜)というコンサートへ行ってきました。場所は、「ザ・シンフォニーホール」です。出演は、邦楽演奏家:菊央雄司、上方舞楳茂都流師範:楳茂都梅弥月、マリンバ:大森香奈、ヴァイオリン:谷本沙綾、指揮:藤岡幸夫関西フィルハーモニー管弦楽団、ソプラノ:石橋栄実、ソプラノ:並河寿美、の方々です。
 このコンサートは、「アーツサポート関西」という団体の5周年を記念して行われました。関西経済同友会の提言で、関西・大阪21世紀協会に事務局を置いて、企業や個人から寄付を集めて関西から世界的なアーティストを育てていこうということを主眼としています。関西はどうも知事の皆さんに色気が足らないのか、例えば「大阪コレクション」というファッションショーがあったのに中止に追い込むとか、御堂筋パレードなどのイベントも中止に成っています。ファッションショー中止は特に関西の文化レベルの低さをさらけ出しているのかもしれません。「東京コレクション」がますます隆盛になり、デザイナーだけでなく、若手モデルの登竜門に成っているのを見ると寂しいですね。
 おっと、話がコンサートと関係ない方向に行ってます。店長、クラシックのコンサートやポップス、ジャズ、ビッグバンド、ソウル、ゴスペル、京都演舞会(発表会)とか行っていますが、実はオペラの公演に行ったことがありません。今回、初のオペラ歌手の歌を聴きましたが、身体が楽器なんですね。ロックバンドなどもそう言われていますが、オペラ歌手は本当に生きた楽器(失礼な言い方ですが)です。もう、感動です。それと、三味線と地唄の演奏も凄いです。京都の演舞場での公演も華やかで良いものですが、コンサートホールで聞く地唄、心に響きました。
 このコンサートの最後に、「SNS用の写真撮影して〜!」という主催者の計らいが有り撮ってきました。上方の情緒のある文化、もう少し掘り下げてみたいです。関西・大阪21世紀協会の皆様のご努力には感謝しつつ、もう少し関西各県の知事の皆さんにも正常な色気(セクハラまがいの感情ではないので念の為)を勉強していただいて、関西文化を継承できれば世界中に知ってもらえるよう経済はもとよりインフラも合わせて協力してもらいたいですね。御堂筋でF1マシンやフェラーリを走らせるのも楽しいですが。

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