台風21号の威力
一月ぶりの更新です。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。我社のある近畿地方は台風21号による経験したことのないような暴風と豪雨に襲われました。暴風では、関西新空港の連絡橋にタンカーがぶつかって一時は完全に孤立してしまいましたし、風と満潮と海面が低気圧に吸い上げられて潮位が上がってしまって滑走路が水没してしまうというそれこそ予想もしないことになりました。
また、TVニュースでも放映されていましたが、走っている車が突風でひっくり返ったり軽い車はゴロゴロと飛んでいったり、空には瓦やトタンが舞ってマンションの高層階にまで飛び込んで被害を受け、道を歩いていた人が突然足元を救われたように転倒し飛ばされてしまいました。長い間関西人をやっていますが、こちらでははじめての経験でした。こちらではというのは、以前に鹿児島県の南端の島、与論島で台風にあったことがあります。これはものすごい経験で、多分竜巻に近い風でした。今回の台風はその時に匹敵するほどの音とか風速のように感じました。
温暖化の影響か、年々台風の規模というか勢力が大きくなっているように感じます。暴風も怖いですが、豪雨も大変です。あらためて、サバイバルグッズの用意、家族・親族への連絡方法、避難所の確認と徒歩での避難の実地訓練、最後に家の中での脱出ルートの確認などしておかないといけないですね。とにかく怖いです。今週末から翌週にかけて、台風24号が日本列島を縦断しそうです。「備えあれば憂いなし」あらためて確認しましょう。