ボブ・ディラン
ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞した(する)ニュースはびっくりでした。何年も村上春樹氏が取る取ると言われていた賞を、一時代を築いたとはいえフォーク・ロック歌手が取ることが驚きでした。
時代を反映した詩、同世代の代弁者等など色々評価がありますが、優れた歌詞と曲でアメリカだけでなく世界の若者やその後の音楽会に大きな影響を残した一人でしょう。店長は、ビートルズやローリング・ストーンズ、ピンク・フロイドなどが好きですが。
今日は短い文章です。このボブディランさん、受賞後長い間ノーベル財団と連絡が取れなかったというか取らなかったというか、後味が少し悪くなっています。デビュー当時からのファン、現代のファン、沢山の方がファンです。そのファンのためにも、現代文学や楽曲に与えた影響のためにも、素直に喜び、現代人が彼の考え方を十分に理解できる様になったことを彼自身が喜び誇りに思わないといけないのでは。貴方に何がわかる、と言われればそれまでなのですが、何もわからない人に語りかけるように歌うのがボブ・ディランのスタイルだったと思っています。受賞後2週間の態度にちょっとがっかりかな。