Sound Blaster PLAY!3

 前回の記事の様子では、技術部長は本気でハイレゾ音源再生を目指しているようです。聴く音楽もクラシックなどもあって、ジャズとロックとディスコ中心の店長よりも繊細です。んーーー、負けんようにがんばらんと。
 本日、ジャズの巨匠、チック・コリア氏が亡くなったと報じられています。チック・コリア氏の演奏は、バックロードホーンの設定に非常に好都合で、聴いているうちに引き込まれるように時間が経ってしまったものです。ご冥福をお祈りします。

 さて、店長、寝るときに音楽を掛けっぱなしにしています。とは言っても大きな音でもなく、そんなに高音質なものではありません。
 2018年8月24日 にご紹介していますように、Raspberry Pi 3 Model B に Volumio2 というネットラジオ等オーディオサーバーに特化した OS を入れ、雑誌の付録の USB-DAC (Olsonic製) を介して小型アンプに接続し、古いパナソニックの中型ブックシェルフタイプの3Wayスピーカーを鳴らしています。USB-DAC経由という大げさな構成ですが、一番最初 Raspberry Pi のピンプラグからアンプに繋ぐと音割れが発生した経験があってこの構成に成っていました。

Sound Blaster PLAY!3

 それからしばらくはこの構成で運用していたのですが、USB-DAC が比較的大型で Raspberry Pi とそぐわないしケーブルの取り回しが煩わしく感じていました。
 その話とは全く無関係に、ビデオ会議に使っていたジャック式のヘッドフォーンを USB 接続にする必要が有り、「CREATIVE Sound Blaster PLAY!3」という USB-DAC を買いました。何も考えずただ安いので買ったのですが、USB-DAC なら Raspberry Pi に接続して使えるかも知れないと思いたち接続してみました。
 何と、接続すると全く問題なく自動で認識しました。次に設定で「Target Bit Depth:24」「Target Sample Rate:96kHz」「Resampling Algoruthm Quality:Very high」とし、一度再起動。これで、(多分)ハイレゾ音源ではそれなりに滑らかな音が出ています(そんな気がするだけかも知れませんが)。TSRが 96kHz は低いですが、この Sound Blaster PLAY!3 の定格なのでこれ以上は無理です。これを使って最大のメリットはとにかく小さくケーブルの引き回しも殆ど必要ないのでコンパクトに構成できる点です。実験という口実で遊んでいる間はケーブル引き回し状態でもいいですが、実際に実用として使う時はスペース効率は大事なので。

 この Sound Blaster PLAY!3 は本来はビデオ会議用に買ったもので、結構頻繁に使う必要があるのでもう一個買おうと思っていたのですが、何やら今月中頃により高性能な 4 が出るようなのでそちらにしようかなと思っています。値段がいくらかわかりませんが、3の方は2000円しなかったので4もそう高くないかと思います。物欲と(音)沼と、、どうしましょうか技術部長殿。

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