Raspberry Pi 3 Model B (No.4:Ubuntu MATE)

 少し間が空きましたが、Raspberry Pi の研究(おもちゃ)を再開しました。
 今回は Ubuntu MATE をインストールしてみました。店長、普段使いも Ubuntu MATE 16.10 なので使い慣れていますから。
イメージファイルのダウンロードやインストール方法はネット上にたくさんあります。新しもの好き(失礼、先進技術に興味がある)の諸先輩の努力には頭が下がりますし、この Raspberry Pi 関係の情報は憶測などがなく事実の積み上げで情報を出してくださっている率が高いようです。
 今回店長が行った方法は、常用マシン(Ubuntu MATE 16.10)の上で

  1. Ubuntu MATE サイト(https://ubuntu-mate.org/raspberry-pi/)から 16.04 の中のRaspberry 用をダウンロード
  2. ダウンロードした ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img.xz を Engrampa書庫マネージャーで解凍して ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img を取り出す(店長の場合デフォルトで解凍できたがダメな場合はXZ Utile等をインストール)
  3. 手持ちのトランセンド USB3.0 カードリーダーに 32GB の microSD を挿して、sudo ddrescue -D –force でイメージの書き込み(これ、アプリケーションにある「ブータブルUSBの作成」でいけるかもしれない

    Transcend TS-RDF5K

  4. 書き込まれたSDカードをRaspberry Pi に挿して、LANケーブルを挿してから電源を入れてブート
  5. このままではSDカードの容量をMATE上からフルに使えないので、fdiskを使って改善
    1. sudo fdisk /dev/mmcblk0
    2. Command (m for help): d
    3. Partition number (1,2, default 2): 2
    4. Command (m for help): n
    5. Select (default p): p
    6. Partition number (2-4, default 2): 2
    7. First sector (133120-120946687, default 133120): (Enterキー)
    8. Last sector, +sector of +size{K,M,G,T,P} (133120-xxxxxxxxxx, default xxxxxxxxxx): (Enterキー)
    9. Command (m for help): w
    10. Raspberry Piを再起動
    11. sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2
  6. ブート後の設定は、日本語の追加設定も含めてデスクトップ版の Ubuntu MATE とほぼ同じ(時間がかかりますが)
  7. 「ソフトウェアの更新」を実行(コレも時間がかかる)
  8. WiFiの設定をする(ドライバは最初から入っている)
  9. 画面のオーバースキャンを直すために、/boot/config.txt を sudo で変更。 hdmi_group と hdmi_mode の値を変更します。参考資料は https://www.raspberrypi.org/documentation/configuration/config-txt.md にあります。

 今回はここで力が尽きました。この後、カメラの設定とかしないといけません。
 インストール後ざっと使った範囲では、起動はちょっと遅い感じですが、起動後ネット徘徊とかメールとか表計算を使うときはストレスを感じるほどでは無い速度で使えます。
 次回はもう少し掘り下げてみます。

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