Raspberry Pi 3 Model B (No.3)

 前回書きませんでしたが、Raspberry Pi 3 をプラスチックのケースに入れて使っていると、結構CPU温度などが上がるようです。そこで、専用のヒートシンクを買って使っています。ケースの蓋をすると風が当たらずあまり効果的とは言えないのですが、気休めと言うこともあるので。ARMのCPUは裸で使われることも多く基本的に発熱も少なく、逆に温度も上がりにくいようです。

簡単にCPU温度を測る方法:
 端末で cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp と打てば、1000倍ですが、CPU温度を表示できます。(例えば50度なら50000と表示されます。この他にも一発で温度を図れる方法がありますので、もし必要なら調べて使ってみるのがいいと思います。

p_20161128_154308
 今回、純正のカメラ・モジュール(Ver.2.1)を使ってみました。バージョンがいくつかあるようですが、最新版なのだと思います。イメージセンサーが Sony IMX219、800万画素、動画撮影は1080p(30fps)、720p(60fps)、640×480(90fps)をサポートするそうです。

p_20161128_154209 まず取り付けですが、写真通りの場所(爪楊枝の先)のコネクタにフラットコードを方向を間違え無いように差し込み固定します。(コネクタのストッパー両サイドを持ち上げフラットケーブルの青い方をLANコネクタ側に向く方向にして差し込み、先ほど持ち上げたストッパーを押し下げて固定)写るかどうかのテストなのでカメラの固定などは考えないことにします。
 カメラの写真に写っている丸いプラスチックの部品はケース箱にも説明がないのですが、レンズ前のギザギザに差し込んでピントを調整するもののようです。デフォルトの状態でピントはあっているようなので触る必要はないと思います。(店長触って面倒なことになりました。)

 OS側の設定は難しくなく、結論的にはドライバーでハード的に認識させるだけです。
 方法は、Raspbian のデスクトップで 「Raspberry の設定」を選んで「カメラ」を使うにして保存し、そのまま再起動させるだけです。再起動してきたら、、、、って簡単に見る方法が用意されていませんでした。
 静止画:raspistill
 動画:raspivid
を使って画像を観るようです。それぞれパラメータが必要です。ネットで調べればすぐにわかります。これを利用して後はスクリプトかPython でプログラムを組めば、監視カメラとかも出来そうです。店長の場合、会社の自分の部屋で撮影テストしているところにコーヒーを持ってきてくれた女性が写ってしまいました。「あ写った!」って画像を見せたら笑いながら「盗撮された!!」って言ってました。そういうこともあるので気をつけて下さい。

 とにかく、設定は難しくありませんでした。けれど、フラットケーブルの取り回しなどが面倒なので、もし自家用デスクトップなどで使うのならUSB接続のカメラの方が楽に設置ができると思います。このモジュールはあくまでも組み込み用途でロボットとかドローンとかに使うほうが有意義でしょう。

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

未分類

前の記事

蜘蛛の巣
大将の瞑想

次の記事

イプシロン