Good Doctor 名医の条件

 ミーハーですが、アメリカの医療ドラマ「Good Doctor 名医の条件」を見続けています。店長はケーブルテレビでアクションチャンネルで視聴しています。

 もとは韓国のドラマをリメイクしたものだそうです。自閉症の主人公が、親や世間の偏見にさらされ、たった一人の理解者だった弟を転落事故で目の前で亡くし、その後、大病院の院長に助けてもらい外科医になる話です。患者やスタッフとのコミュニケーションに困りながらも何とか自分の感情を表に出す努力をする過程を描いたものです。

 このドラマを観ていて、周りとコミュニケーションをとることが人として向上していくための手段であることがわかります。また、いわゆる社会的に偉い人、は「聞き上手」であるし「聞き上手」であることが必須なんだと感じます。また、よく言われる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が非常に大事でこれに欠ける人は伸びにくく周りに迷惑をかけ続けているでしょう。それを本人がわかっていないというのが、本人にとっての悲劇です。

 この自閉症の医師も、知識が豊富だけれどその知識を周りに伝えきれない。でも、いつでも、どこでも、TPOが理解できずランダムに発言することを、周りの人たちが理解していること、患者もその優秀性を理解していることで能力を発揮できます。

 変な話ですが、組織の上に立つ人は、優秀な人ほど頭が低くフレンドリーです。話し掛けやすいひと、聞き上手な人が多いです。横柄な態度、知識範囲が狭く、相手の言うことが理解できずに押さえつけてしまうような人に組織のトップは勤まりません。

 新規開拓で営業をしているとき、社長と呼ばれる人が社員に怒られている(深刻な問題ではありませんよ)とかお願いをされている場面に遭遇するときがあります。店長、そういうお店、会社があれば絶対に新規のお取引をお願いしました。そういう会社は、上下の風通しが非常に良い証拠です。それほど、人の意見を聞くことは大事だし、トップに立つ人が何もかもわかっているわけではないので、自分の知識を補うためにも部下の人の能力を最大限引き出し、知恵を借りることが大事です。それができるかどうかで、その組織の将来が決まります。

 このドラマは日本ではまだ第3シーズンまでしか観れませんが、今後どうなっていくのか楽しみです。医療ドラマを観ながら、感じ方はあらぬ方向ですが、出来れば優秀な上司になりたい店長には勉強道具かもしれません。もっと、勉強せねば。

 

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