重力波

今週も木曜日じゃなくて金曜日になっちゃったな、、、って思っていたら、衝撃的な科学ニュースが入ってきました。

アインシュタインの一般相対性理論で予言されていた「重力波」が実際に観測できたというのです。アメリカに本拠を置く国際研究チーム、 レーザー干渉計重力波天文台(Laser Interferometer Gravitational Wave Observatory)(LIGO)の観測の成果です。

 重力波って一言でいいますが、質量によって時間と空間(合わせて時空といいます)が歪み、その歪が波となって光の速度で伝わっていくこと、ということです。
店長の脳みそでは、イメージが非常に湧きにくいです。が、逆に考えると、時間も空間も一方向に進むだけでなく、ある程度前後出来るものだということはわかります。

つまり、重力波を実際に観測し、その特性や発生させるメカニズムがわかれば、人工重力とかそれこそ、デロリアンさながらのタイムマシンが実現可能だということです。

映画やドラマのSF物では、人工重力は当たり前のように利用されています。ところが、タイムマシンというかタイムトラベルは実現に非常に敷居が高いように描かれています。なんか、この辺に重力波の解析が進む鍵があるのかもと思います。

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全然、全然、話が違うのですが、先週公開された「オデッセイ」っていう映画ですが、これのもともとの本は「火星の人」(アンディ・ウィアー 早川書房)といいます。偶然、店長、この本を読んでいました。
簡単に言っちゃうと、火星探査中の事故で一人だけ生きたまま取り残された隊員が、科学者の知識を活かしながら壮絶なサバイバルで生き残り、地球上のチームや彼を火星に置いてきぼりにしてしまった仲間も、必死に努力しながら彼をサポートし、最後には救出されるという物語です。映画でも同じようですが、この内容なのに暗い印象が全く無くて、全編で前向きな感じです。

一度、映画をご覧あれ。

では、又来週。

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