大動脈乖離検診11回目
先日、大動脈乖離検診を受けてきました。今回は病院側の不手際で予定が2回変わってしまいました。こちらもスケジュールがタイトな身ですので、特に2週間前に変更されたのは、他のスケジュールの調整がちょっと大変でした。
2013年12月に発症して11年4ヶ月経ちます。普段お世話になっている病院ではなく、心臓外科が有る病院です。検査内容はCTと血液検査です。年に一回(今回は2年ぶり)なのですが、前回はエコー検査とかもあったような気がしましたが、今回はありませんでした。
結果は、血液も全くきれいで、糖尿とかの値も問題ないしその他の検査項目も全く正常ということです。また、乖離を起こした動脈の心臓側に膨れた部分があって将来的に大動脈瘤になる可能性が有る部分も、太さが全く変わっていないし、下肢動脈にも瑠が有るのですがこれもサイズが変わっていなくて今の所問題なしだそうです。
その時のお話の中で、大動脈乖離治療後の5年生存率、10年生存率というお話が出てきました。最初に診断・温存治療を選択してくれた先生はそういう生存率とか言うことは全く言わなかったし、その後もう一人の先生もそんな話はありませんでした。初めて生存率といわれて、改めてそんなに重大な病気だったんだと思いました。ネットで調べた範囲ですが、5年生存率は40%で10年生存率はその40%だそうです。もともと、発症すれば即死の確率が70%で救急車で病院に運ばれる間に亡くなるのが70%、手術しても亡くなるのが70%、大きな後遺症が残るのが70%だと言われています。店長のように、多少生活に制限があっても、見かけピンピンしておられる確率は、退院直後で0.8%内外ということになります。そのうえで5年後生存しているのが0.32%、10年後生存しているのが0.13%程度ということになります。ん〜、生きているのが不思議な数字です。2つの会社の経営と2つの団体の理事長をしながらましてやフルタイムで仕事して、なおかつ、ゴルフして旅行して宴会してなど無事にこなせているのが不思議です。
やはり、身体は大事にしないとは言うものの、多少ストレスがかかっていないと、生きていけないようです。家内が突然亡くなったり、仲良くしていたご近所の独居の方が孤独死していたり、大きなショックもあったはずですが、なんとか生き延びているのもストレスのおかげかもしれません。次回は一年後です。生存率とか言うことを思うと、毎年、生きて検査を受けられることのほうが重要になってくるかもです。
それと前回、大腸ファイバーによるポリープ切除手術を受けた話をしたと思いますが、病理検査の結果、ガンなどもなかったようです。一年後にもう一度受けてみて問題なければ、しばらく検査はしなくてもいけるんじゃないかといつもの先生のお言葉でした。11年以上前に止めたとはいえ、タバコの影響がまだ身体に残っているのでガンとかには気をつけないと行けないかなとのことです。タバコ吸っておられる皆さん、止めたほうがいいと思います。やめるのはかんたんです。吸わなければいいだけ。。。お酒もしかり、飲まなければいいだけです。お酒も内蔵に傷が残るようで長い間影響が有るんでしょう。「お酒もタバコもやめるから!!」っていう漫才(チャンバラトリオ)がありますが、気をつけるに越したことはありません。