齊藤清ヴァイオリン・リサイタル2017 Violin Recital vil.11
齊藤清ヴァイオリン・リサイタル2017 Violin Recital vil.11
コンサートに行ってきました。と言っても大袈裟なものではなくて、奈良市学園前駅にある「学園前ホール」で行われた「齊藤清ヴァイオリン・リサイタル2017 Violin Recital vil.11」という催しです。
齊藤清氏は関西フィルのヴァイオリン奏者で年間100回をこえるオーケーストラ公演の合間を縫って各地でソロ活動を行っておられます。奈良県でのコンサートでは、中井香菜子氏のピアノとの共演です。手軽にかしこまらずに行けるコンサートっていいですね。
今回の曲目:
ガブリエル・フォーレ「子守唄」
クロード・ドビュッシー「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調 L140」
第一楽章 Allegro vivo
第二楽章 Intermede.Fantasque et leger (間奏曲 幻想的かち快活に)
第三楽章 Final.Tres anime (終曲 極めて活発に)
フランシス・プーランク「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ FP.119」
第一楽章 Allegro con fuoco
第二楽章 Intermezzo
第三楽章 Presto tragico
モーリス・ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
セザール・フランク「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 op.18」
第一楽章 Allegretto ben moderato
第二楽章 Allegro
第三楽章 Recitativi-Fantasia (ben moderato)
第四楽章 Allegretto poco mosso
さて、私自身はこの音楽を楽しめたかと言うと、実はほとんど知らない曲ばかりなのでワクワクはしませんでした。なら、何のために行ったのかって言われそうですが、ここしばらく記事にしているスピーカーの聴感上のテストをするのに、生音源を聞いて耳を鍛えたい(慣らしたい)からです。どんなに良いアンプやスピーカーを使い、HQレベルの音源を使っても生演奏には勝てません。今回のコンサート、とにかくバイオリンの名手なのでその伸びやかさは素晴らしいものでしたし、ピアノもダイナミックレンジ(音の強弱の幅)が広くて聴き応えがありました。
この齊藤清氏のコンサートだけでなく、アンプを通さない、もしくは極めて軽微な増幅をされている弦楽器(ピアノも広い意味で弦楽器)やドラム等聞きに行きましょう。ボーカルもいいですよね。特に、ジャズ系の女性ボーカルはスピーカーのエージングのチェックに最適ですよ。って、ちっとも音楽・楽曲の話になりませんがお許しを。
では、次回はバックロードホーンの続きを。