高速増殖原型炉「もんじゅ」

20160926-1 高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市・日本原子力研究開発機構(JAEA)運営)の廃炉が事実上決まりました。
 資源が少ない我が国としては、使うほど量が増えてくる「高速増殖炉」を核とした「核燃料サイクル」を実現することが、エネルギー源を抑えられて戦争に走らざるを得なかった前の大戦の轍を踏まないようにする一つの方法でした。
 このサイクルの中心的な施設「もんじゅ」が廃炉にされるということで、我が国の未来に大きな不安要素が残りました。つまり南シナ海・東シナ海などのシーレーンを抑えられて原油が輸入できなくて、結局戦争に走らざるを得ないと言う状況になり得る、少なくとも可能性が大きくなったのは確かです。
 「憲法9条があるので戦争は起きない」と言うご意見の方は知りませんが、石油や電力が十分供給されなかったら、今の農業は成り立たず国内の流通(交通)もままならず、生活が成り立ちません。また、当然、外国から攻められても自衛すら出来なくて、我々は中国語を話すことになるんだと思います。
 そのくらい、「もんじゅ」と言うのは国防という部分にまで大きな影響(禍根というべきか)を与えることになります。店長、理科系男子ですので「増殖炉」と言うものが一朝一夕にできるとは思っていませんし、失敗もやむを得ないと思います。ただ、事故を度々起こし、その都度きっちりと原因を調査し対策をしてゆけば、成立する技術かどうかを早く見極められます。それが、整備の点検すらきっちりやっておらず、ただただお金を使うことだけに腐心しているようでは、廃炉もやむを得ません。逆に、関係者の人の氏名を公表し処分すべきかと思います。なぜなら、日本の将来を暗澹たるものにした可能性があるからです。
 東電の福島原発事故の後処理の無責任さも、日本の原発の運転を完全に止めてしまうようなことにつながりました。原発賛成派の店長でも、今の説明や事故後の対策をまた同じようにされるのなら反対せざるを得ないと思います。これも、抑止力・防衛も含めて大きく日本の将来を毀損したということで処分されるべきでしょう。

 日本だけの問題ではないでしょうが、官体制で日本の将来を決めるような技術開発はすべきではないのかもしれないですね。誰がどういう責任で開発を行うのか、はっきりせるべきです。少なくとも、関係者全員の氏名や役割を閲覧可能にして、責任の所在をはっきりさせるべきでしょう。

 とにかく、数十年後の日本の国際的な立場を左右する案件であまりに無責任な態度が目につきます。悲しいです。

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