零式艦上戦闘機

 ニュースでご存知のように、第二次大戦で日本海軍に配備された「零式艦上戦闘機」いわゆる「ゼロ戦」が、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地の上空で、試験飛行を行いました。

 戦艦大和、ゼロ戦、紫電改、呑竜、伊号潜水艦、赤城、信濃などなど、日本の当時の工業技術水準を端的に表す軍備の数々です。

 戦争終了時、これらの多くが破壊またはアメリカ軍に接収されてしまい、現存するのは極々僅かです。その中の一つ、ゼロ戦が日本の空を飛んだのです。

 このイベントを觀て、軍国主義の復活だとか、戦争を思い出すので飛ばなくていいとか、安保法案にまでこじつける人もおられるようです。店長は、単純に日本の技術の歴史を思い出すための、技術遺産という感じがします。

 実物とアニメでは観る層も感じ方も違いますが、「宇宙戦艦ヤマト」をみて軍艦の再来で軍国主義を賞賛するものだという人はいなかったように思います。

 現実に空のF1と言われるエアーレースでは、P51やグラマンヘルキャットなどなど、第二次世界大戦で機銃掃射などの作戦を遂行した飛行機が、必死のレースを展開しています。これは、軍国主義への一歩なんでしょうかね。

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 店長、無類の機械好きです。ギリギリの強度設計された機体とか、肉抜き(穴あけ式)され軽量化されたフレーム、当時最先端のジュラルミンの採用、少々穴が開いても回せる星形エンジンなど、もう、技術的にはすごいものであることは何方も認めるところでしょう。
 この技術や情熱が「戦争」に使われたのが悲しいですが、技術革新(ブレークスルー)は戦争でもたらされているのも事実です。

 このゼロ戦ですが、日本人の昔からの知見歴史として見て行きたいです。
 だって、店長、戦艦大和も宇宙戦艦ヤマトも好きですから。

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