火星に一歩近づけたかも
アメリカの SpaceX 社の「ファルコンヘビー」が打ち上げ試験に成功したニュースはご存知の通りです。低軌道になら64トンの荷物を運べるだけの力があります。運用中の「国際宇宙ステーション」が350トンくらいだそうですから、このロケットを6回ほど打ち上げればその材料は揃うことに成ります。また、初打ち上げにして最大の収穫は、本体と2本のブースターの内ブースター2本が地上に戻ってきたことです。メインの一段目は燃料不足で地上に激突したようですが、これも燃料を少し余分に積めば帰還できることにめどが付いたと思います。つまり、このヘビー級ロケットは再使用が出来るので、コストがものすごく下げられます。
今回は、CEOのイーロンマスクさんの愛車「赤いテスラ・ロードスター」にダミー宇宙飛行士を乗せて火星に向けて飛行させるそうです。これで少なくとも2024年に人類を火星に送る計画は、着々と、確実に現実味を増してきています。未だに有人宇宙飛行に懐疑的で自国技術でトライも出来ていない我が国としては数年の間に民間企業に置いてきぼりを食い、この段階で負ければ絶対に追いつけないことになると思います。「先んずれば人を制す」という諺が、技術的に最先端の宇宙開発でも意味を持っています。日本が月で見つけた基地にも適した横穴を、日本が主導的に利用できないっていうのは(言い方悪かったらごめんなさい)間抜けな感じです。
同じようなことは車の自動運転開発にも言えますね。規制規制で実地のテストが出来ず、日本のメーカーが海外で開発を行っている状況も間抜けです。なぜなら、海外で開発やテストを行えば、研究員やテストデータの解析を行うのは当然日本人以外です。そういう、その場にいて得られるノウハウが非常に大事ですから、それをみすみす捨ててしまっていることに成ります。
とにかく、早く日本も本格的な友人宇宙開発に乗り出さないと、開発意欲のスピードが全く違う国々や企業にどんどん置いて行かれます。
レヴォーグの走行距離が 1000km を超えました。やっと慣らし運転が終わって各所のオイル交換と点検がすみ、これから自由にエンジンを回して走れます。店長の運転ではエンジン回転がすぐに5000回転を超えるので、相当ストレスが溜まっていました。これから自由にアクセル踏めます、アハハ。