日本文化を英語で表現

 店長、あまり食べ物に執着がありませんが、仕事柄、お付き合いもあっていろんなジャンルの食べ物の経験があります。代表的なところでは、日本・米国・中華圏・欧州・豪州周辺・東南アジアなど国内で食べたり現地で食べたりしています。「冬虫夏草」とか「イナゴ」など考えこんでしまうようなものも多いです。特に、オーストラリアは食材がとにかく大きいので日本人では食べきれません。ハワイやグアムもやはり1ポンドのステーキだとか、憧れてしまうほど大きなソーセージだとか出てきてこれも量が。中国では多品種大量というちょっと困った状況になりますし、シンガポール等の所謂東南アジア圏も中華料理が主流です。タイなどは「トムヤンクン」などと言われる料理が出てきますし、でっかいナマズが姿のまま、、、、。。。(^o^)

 そう考えると、海外から来られている外国人の方の「和食」の定義っていうのはどういう感じなのかなって思います。知り合いから教えてもらったんですが、文化庁などが中心になって関西で日本の寿司文化を紹介するようなビデオを作っておられるようです。それを、英訳(字幕)をつけたら YouTube かで発信したらいいのにと思いますが、そういうプロジェクトは当然走っているということだと思います。

 そこで考えたのですが、一口に「寿司」と言っても種類というか分類が複数あります。握り寿司や押し寿司とか言う分類です。握り寿司でもネタが生魚主体の「握り寿司」と加工する「江戸前寿司」がよく知られています。押し寿司も関西の「バッテラ」「柿の葉寿司」。ひな祭りやお祝いごとに出される「チラシ寿司」。もちろん「巻きずし」も忘れてはいけなし、助六のお相手の「いなり寿司」もあります。漬物を使った「漬け寿司」とか言うのもありますね。寿司は本来高級な食べ物ではなく、昔から「地産地消」の象徴のように手近にあるものをコメなどと一緒に食べるものです。中には「なれ寿司」のように絶対大人の食べ物と言うようなものもありますが、一般的には子供も含め万人が楽しめるものです。

 ダラダラと書いていますが、最も興味があるのが、この寿司を海外に紹介するときにどういう単語を使うのかと言う点です。海外の方が全く想像がつかないような単語だと興味持ってもらえないし、文化の違いで意味不明なこともあります。漏れ聞く範囲では、

    握り寿司 (hand-shaped sushi)
    押し寿司 (pressed sushi)
    チラシ寿司 (scattered sushi)
    巻き寿司 (rolled sushi)
    漬け寿司 (pickled sushi)

って英文に翻訳されているようです。なるほどね。ビデオが公開されたら、またご紹介します。
 ところで、回転寿司ってなんて言うんだろ、寿司の種類ではないけれど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

スマホ

前の記事

スマホのカーナビ