文鎮スマホ(ASUS Zenfone2)の復活

 以前(2017年2月2日)に「ASUS Zenfone2 (ZE551ML)」が完全に壊れ高価な文鎮になったって書きましたが、復活しました。

 たまたま、「ASUS Zenfone2 (ZE551ML)」ファームウェアにやっとのことで日本語用 Android 6(Mashmallow) が出たのを知りました。世間は Android 7 (Nougat) になろうと言う時期ですからインパクトにはかけますが、店長はおもちゃを与えられた犬みたいな心境になり、復活がてらアップデートを実行しようと思いたちました。
 早速、寝かせておいた Zenfone2 にACアダプターを繋いで充電を開始。壊れた時は充電ランプもつかず全く充電が出来なかったのですが、今回は何事もなくランプが点いて、、、全く普通でした。
 いちびって(大阪弁です。この場合は調子に乗るって言う意味)すぐに電源をONにしたらまた前回と同じ状態になりそうな気がしたので、3時間ほど放置しておきました。正常なら高速充電が機能して2時間もあればフル充電に成るはずです。

 3時間後、おもむろに電源を長押ししたら、ブルって震えて約1ヶ月半ぶりの起動です。前回は98%までしか充電が出来ませんでしたが今回はきちんと100%になっています。通信用のSIMも入っていないしSDカードも抜いてあるのでなにか不都合があるのかと思いましたが、起動は特に問題が無いようですし、以前設定した WiFi もそのままつながります。じつはここまでは2chで同じ症状になった方の書き込みで放置したら動くようになったという記事を見てある程度は予測できたんです。
 メールとかあれこれ使っていたアプリを使って、自分の用途には十分に実用的に動くことを確認しました。今使っている Huawei P9Lite よりパワフルでメモリーも倍積んでいるのでさくさく動きます。ここで、初期化をしたら設定も初期状態に戻るしとかいう話もあったのですが、どうも「VolumeUp + PowerKey」などの作業がうまく行きませんでした。そこでファームウェアの更新に進みました。

 手持ちの Windows10のPCからAsusのページにアクセスし、OSの選択で「android」、「ファームウェア」から「バージョン JP-4.21.40.231」をダウンロードしてZenfone2に転送して、Zenfone側のファイルマネージャーを使ってscardのトップに配置します。そして、「再起動」です。後は待つだけ。約10分くらいかかるので、焦らず騒がず放置です。(ダウンロードは、WiFiさえ使えるのならスマホ本体でやるのが簡単です。)

 結果、Android M (6.0.1) 搭載の「ASUS Zenfone2 (ZE551ML)」の完成です。常用できるかどうか、SIMが無いのでなんとも言えませんが、アプリも少ないし、WiFi を設定しておけば小型のタブレット的な使い方は出来ます。また、今使っているスマホの運用バックアップ用にも使えると思います。
 この機種にかかわらず、文鎮化するスマホは結構多いと思います。特に保証内容が薄い「格安SIM」を使っている場合は修理中の代替え機がないとか旅行の前とか深刻になりそうです。新しいスマホを買わざるをえないのは当然として、故障したものは捨てずに上のような対策で復活できる可能性もあり、うまく復活できれば本運用スマホの故障中や電池切れの場合のバックアップに使えます。さて、現用の P9Lite にはもうすぐ Android 7 が来るそうなので楽しみです。

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください