大阪府民スポーツ大会
技術部長です。
少し前になってしまいましたが、7月21日に「2024大阪府民スポーツ大会少林寺拳法大会」が開催されました。私も審判として参加してきました。
以前のブログにも書きましたが、少林寺拳法の競技は演武を採点する部門と「運用法(乱捕)」の部門があります。私が審判をしたのは採点競技の方です。運用法の審判をするためには、運用法審判資格が必要で5段以上でないと取得できません。
少林寺拳法の演武では6つの技を行い、技の正確性や理法の理解などを基準として、10点満点で採点します。また、これとは別に、全体の出来栄え(残心や気合など)を4つの観点から10点満点で採点します。合計で100点満点となります。主審と副審4名の5審判でおこない、最上位と最下位の点を除いた3審判の合計点を得点とします。
今回の大会審判もやはり大変でした。今回、私は「小学生黄帯単独演武」「少年緑帯組演武」「中学・高校生単独演武」の3つの副審4を担当しました。比較的、採点しやすいクラスであったと思いますが、出場組数が多くて、体の方はそうでもないのですが、精神的に疲れました。
演武の構成ごとに採点表に記入しいき、演武終了後に直ちに全体の出来栄えを採点します。その後、すぐに計算して(ちょっとコツがあります)表示板をつかって、採点結果を公開・表示します。計算間違いがあると、公開表示したものと結果が違ってくるので、問題になります。この計算間違いが起きてしまわないために、今回の大会では計算にかなり時間が割いていました。いつもだと、「計算して、1回見直しして、得点表示」くらいの時間なのですが、今回は見直しを3回くらいすることが出来ました。計算を焦らなくてよいのでよかったです。その代わり、1組当たりの時間が長くなってしまい、大会の開催時間が予定より大幅に長くなってしまいました。
ところで、前回「審判員資格を表す肩章」と写真をのせましたが、あれは「考試員資格」の肩章でした。審判は道衣ではおこなわないので、肩章はありませんでした。昇格考試は道衣でおこなうので、肩章があります。
では、また。