リモコン

 長い間使っているラジオカセット(Victor RC-MD33 Clavia)のリモコンが不調になりました。このラジカセ、1999年製で今では見かけることが無くなったMD (MicroDisk)・CD (CompactDisk)・カセットテープ・FM/AMラジオが使えます。店長が25年も前のラジカセをしつこく使っているのは、この機種にはFMの外部アンテナの端子がついているからです。店長宅は山の中腹に位置していて、AMラジオが入りにくい、FMはFMCoCoLo(大阪のローカル局)だけしか入らないのでその他のFM局を聴くにはケーブルテレビのFM放送再送信のサービスに頼らないといけません。ケーブルテレビの室内コードから分岐させてこのラジオカセットに引き込んでFMを聴いています。

 二組あるオーディオセットでも同じ方法でFMは聴けますし、Alexaに頼んでRadikoで聴くこともできます。実はこのラジカセは就寝する時にFMラジオを聴きながら寝てタイマーで自動で再生停止、朝方目が覚めた時にリモコンでスイッチオン、NHK第一でニュースなど選択し聴くという生活を20年以上続けているので止められません。

 このラジカセは当り品だったようで、内部の掃除とかもせずに問題なく動いています。ほかにも

亡妻が買ったラジカセが2台あります。これらも動いていますがCDトレーの蓋がないとか外観が少し傷んでいますし、FMの外部アンテナ端子が無いので店長の使い方では不便です。

 ということで、結構重宝していたのですが、先々月くらいから時々リモコンで電源が入れにくい症状が出てきました。何度かリモコンの電源ボタンを押すと、ONに出来たのであまり気にしなかったのですが、先週半ばにリモコンでは電源が入らなくなりました。寝る前は本体の電源を入れておけばあとはリモコンでスリープタイマーを設定することで特に困ることはありませんが、朝、寝床から電源を入れることができなくなり、寒いのもあって非常に不便していました。

 

 本体の電源ボタンは正常、リモコンの電源以外のボタン類は問題ない、という症状から見て、悪いのはリモコンの電源ボタンとあたりを付けました。

 

 さて、この機種はあまり古くて保守部品は昨年度でメーカーでストックされなくなっています。そうなると、リモコンを自力で直してしまうことになります。リモコンに電池の液漏れによる損傷は無し、物理的な傷とかも無しで、電源ボタンが押されて内部の基盤の端子をショートさせる部分が消耗しているというか導電率が下がっているのが原因と思われます。

 

 ではどうするかというと、ばらしてボタンが配置されているゴムのやわらかいプレートの電源部分に、そこのサイズに合わせたアルミホイルを薄い両面テープで張り付けるだけです。これだけで、プリント基板の端子をショートさせることができて電源が入ります。実に簡単な作業ですが、これでしばらくは使えそうです。ラジカセ本体がいつまでもつのか分かりませんが、リモコンつぶれたから本体捨てるという間抜けな判断しなくても済みそうです。25年物のラジカセをいつまで使い続けられるか、25年物ウイスキーなら皆さんに喜んでもらえそうですがね。

 

 

 


さて、本年も最後のブログになってしまいました。

本年度中、出来るだけいろいろな方面の話題をお届けしたいとは思って努力はしていましたが、何しろ基本的な能力が不足しておりまして。。

来年も蛇のように長くクネクネとしつこく仕事をしてまいります。どうか、お見捨てなきようお付き合いをお願いいたします。

 

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