ゴーカート体験

 先日、エンジン付きのゴーカートに始めて体験乗車しました。場所は「ISK 奈良阪奈店 というコースで、阪奈道路を奈良向いて走り東生駒の降り口を過ぎたところの左側にあります。看板を含め少し見にくい場所なので見逃しそうでした。

 さてさて、店長、遠い昔学生時代に、友人に連れられてジムカーナーに連れて行ってもらいコースを走らせてもらった経験があります。ここで、アクセルターンだとかブレーキングターンやコース取りなどを少し勉強させてもらいました。当時は軽四(なにしろ360㏄時代)のエンジンをチューニングして信じられない位の高出力をだしてテストしては喜んでいたものです。
 このエンジンのチューニングは店長もかかわっていたりしましたが、内燃機関の爆発的な燃焼力学やピストン内部火炎の流体力学、カルマン流の阻止の仕方など、基礎的な知識を勉強できました。また、操舵輪の三要素(キャスター・キャンバー・トーイン)の重要性と変更する影響なども勉強できました。店長が現在、「発進時タイヤ鳴り上等」も可能な結構高出力車に乗ってはいますが、足回りとかは減衰力等は高めても、ばね長とか三要素などはノーマルのままに、エンジンも殆どそのまま無改造に近い状態で乗っているのは、その時の経験と知識のおかげです。よく街中で見かける八の字キャンバーの車など、コーナリングなどの性能を著しく毀損しているのは間違いないですね。命がけの知識不足です。

 話それてしまいましたが、今回はコースを5周だけさせてもらいました。ゴーカートはハンドルが結構重たいのと、普段使わない「左足ブレーキ操作」になかなかなじめない可能性もあるからです。

 ヘルメットを借りたり、事故時やけど防止のヘッドカバーと手袋を借りたりして準備万端。簡単な安全マナーとコース取りをお聞きしてからコースインしました。

 1週目はコース確認のためにゆっくり走りました。カートはエンジンはよく調整されていましたが、操舵輪のトーイン角度が左右でほんの少し違ってるかなと思いました、もちろん危険はない範囲です。それと、車と違ってコーナー入り口で前輪に十分荷重を掛けないとハンドルがきかず、いわゆる超アンダーステアになりますし、逆に荷重をかけすぎるとアクセルオンでオーバーステアになってスピンしそうになります。このアクセルワークと左足で踏むブレーキとの調和が面白いですし、コーナーでイン側につけるコース取りの面白さは格別です。コースはホームページに載っていますが、結構なテクニカルコースです。全長520mのコースを、今回は1分9秒50で走れました。時速に直すと平均27km/hで走れたようです。初めてのコース、初めてのカートなので基準がわかりませんが、悪いタイムでは無いなと自己満足できるほどは楽しめました。結構面白い体験でした。

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