キャンピングカー

 最近、アチラコチラで走行中のキャンピングカーを見ます。お手軽な軽トラック改造のキャンピングカーではなく、キャブコンと言われる専用タイプです。

 キャンピングカーには色々種類があって、小さいところでは軽バンを改造した1〜2人用、大きいものは大型バスを改造したガレージ付きとかいうものもあります。最近良く見かけるのが、軽トラックの荷台部分に完全艤装された部屋をつけた軽キャブコンや普通トラックの荷台部分に部屋を作った本格的なものです。

 この10年ほどの間にキャンピングカーによる車中泊が大ブームになっています。テレビでも芸能人による車を使ったキャンプの様子を放映しています。「ひろしです」の一人キャンプも有名です。

 このキャンピングカーはもともと海外のメーカーのものが多く、イタリアのフィアットベースのもの、ベンツの大型バスベースのものなど超豪華な動く別荘のようなキャンピングカーが主流でしたが、いかんせん日本の道路事情では行きたい場所に行けなかったようです。そこで、2トンクラスのトラックやバンを改造してキャンピングカーに仕立てていましたが、改造ではあき足らなくなって、運転席から荷台部分まで自社で作ってしまえというメーカーが現れて、国内でも大規模なメーカーさんが増えてきています。

 そんな中、一部の道の駅で「車中泊禁止」とか張り紙をするところが出たようです。「道の駅」を名乗るためには国土交通省に登録しないといけなくて、原則24時間休憩所としての機能を維持しないといけません。つまり、車中泊を禁止したら、何人も利用できる24時間休憩所とはならないので「道の駅」を名乗れなくなります。知ってか知らずか、それでも「禁止」と言い出した背景は、利用者のマナーのレベルの低さにあります。ゴミを大量に廃棄していく、駐車場内でバーベキューなどして火気を使う、複数台分のスペースを使う、夜中に大騒ぎするなど非常識極まりない行動をする方が少なからずいるからだそうです。

 同じ理由で、高速道路上のSAやPAでも車中泊はしないでくださいと書いているところもあります。特に、大型トラックの駐車スペースで車中泊などされて、それこそ駐車できないトラックドライバーの休憩時間が取れなくなってしまっているようです。そのうち、高速道路SA/PAでの車中泊は禁止になる可能性がでてきますね。命に関わる問題なので、放ってはおけないですから。

 ソロキャンプやソロ車中泊で日頃の仕事の疲れを取りにいく方も多いそうです。店長もどちらかというとソロ活動が好きな方で、ドライブなどは一人で行くことが多いです。

 道の駅とかSA/PAにお世話になることも多いですが、なんか、今風に言うと「アタオカ」な人が多いのも確かです。そういう人の行動のおかげで「車中泊禁止」とかにならないように気をつけたいです。いろいろ気になる方は、各地にできているRVパークを利用するのがいいですね。ゴミ捨てOK,電源あり、トイレ・風呂(シャワー)完備な施設がたくさんできています。

 それにしても、毎日のようにキャンピングカーを見るほどブームなのには驚くばかりです。「あいたの・・・」とか、「ランタ・・」とか、「グーピー・・・」とか、「ウーチャ・・・」とか、YouTube でもあふれるほどの情報がありますから。そうだ、膵臓がん克服の「sunny journey」などもありますね。マニアックな話で終了です。

 

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