アマゾンテレビ(家具調)
ウェブマーケットの技術部長です。
今回は、ちょっとしたアイデアをお話したいと思います。アイデアですから、実物はありません。前回の店長のブログ「液晶ディスプレイの自作」を読んでいて、思いついたものです。
前回のブログで店長はPC用の液晶ディスプレイということで、液晶パネルをノートパソコンから外してきて、それにコントローラと組み合わせてRaspberry pi で使える液晶ディスプレイを作ったわけです。詳細は、前回のブログを参照してください。
店長はRaspberry piでYouTube動画を見ていたわけですが、店長の選んだコントローラにはHDMI入力があり、スピーカー出力もあるということなので、Amazon Fire TVを接続したら普通に「アマゾンテレビ」ができるなと思いつきました。
私は、自宅のテレビに、Amazon FireTVを接続しています。(この話は、以前、当社ブログで紹介したことがあります。)ところが、このテレビでは、チャンネル争いに負けてしまって、なかなか FireTVをみることができません。時間が取れないということもあるのですが。 店長の前回ブログを読んで、Amazon FireTV専用のテレビをつくると面白いかなと思いました。Amazon FireTVだけを視聴するテレビです。Amazon FireTV Stickをお使いの方は、ご存じでしょうが、これは、HDMIに接続するスティックで少し大きめのUSBメディアのような形をしています。使い方も設置も簡単なのですが、一つ、気になる点があります。
それは、外部電源を接続することが必要なところです。HDMI端子に接続するスティックに細いとはいえ電源ケーブルをつなぐのは、HDMI端子に負荷がかかるようで、私には抵抗があります。このこともあって、自宅ではFireTV Stickではなく、FireTVを使っています。
専用のアマゾンテレビをつくるのであれば、筐体に電源コードを固定できますから、スティックをつかっても問題ありません。
次にオーディオですが、店長の選んだコントローラは、オーディオ出力もあります。これに少しパワーのあるPCアンプとスピーカーを接続すれば、そこそこの「音」が出せるのではないかとおもいます。
で、ここからは、アマゾンテレビ(家具調)の仕様です。
筐体は、加工のしやすさを考えて木製とします。スピーカーボックスのようなイメージです。適当なアンプ付きスピーカーをばらしてくみこんでもいいかなとおもいます。
中央に液晶ディスプレイを設置します。実は、店長が選んだコントローラのメーカー (VDISPLAY) では、液晶ディスプレイもセット販売していますから、わざわざ、ノートパソコンを分解しなくても大丈夫です。
筐体は木製なので、各種のコントローラ基盤は、スペーサーをいれて「木ねじ」で固定できるので楽です。放熱用の穴もドリルがあれば簡単にあけられますね。バックパネルはアクリル板を使ってもいいかもしれません。

家具調アマゾンテレビ(イメージ)
電源は、コントローラ用に12V電源、FireTV Stick用に5V電源がいりますが、これも筐体のなかに延長コードをいれて途中に電源スイッチを分岐して取り付ければ、簡単に供給できます。懸案のFireTV Stickの電源コードも筐体に固定すれば、HDMI端子に大きな負荷がかかることもないでしょう。
筐体外部にオーディオ用のボリューム・音質コントロールと電源スイッチをとりつければ、「家具調アマゾンテレビ」の出来上がりです。やはり、上に鏡餅が置ける程度のスペースが欲しいところですね。ちょっと、作りたくなってきました。
では、また。