パソコンの自作

 自宅の作業小屋の棚を物色していたら、3.5inch-1T のHDD、キューブケース用電源、友人からもらったmini-ITXマザーボードがありました。作業場で使っていた小型マシンを前回ご紹介した DLNA+SAMBA サーバーにしましたので、手持ち部品でなんとかもう一台出来ないかと物色した結果です。

 マザーボード:ECS NM70-I
 メモリー:4GB(DDR3 SO-DIMM)
 ハードディスク:WD 1.0TB (WD10EZRX)
 電源:mini-ITX 用ケースから外したもの
 スイッチ類:パワー・リセットSW、パワーLDE、HDD用LDEをまとめた基盤&線

 この作業小屋には、有線LAN(G)も来ているし無線LANの電波も届いています。19インチの液晶ディスプレーが2台、キーボードとマウスもあります。無いのはケースだけという状態です。

 普段は店長以外は入ることはありませんので、自分専用にバラックで配置、動作できる状態まで接続してみました。いつものことですが、今のAT互換機の結線は間違えることが不可能なくらいよく考えられていて、コネクタが刺さるところに線を挿すという感じです。ただ、パワースイッチ類がつながる FRONT_PANEL からの結線は、線の種類とマザーボードのピンを確認しながら慎重に刺してゆきます。といっても、パワースイッチとの結線は極性もないただのショートスイッチですし、リセットスイッチも同じく。LED類も極性を間違ったら点かないだけですので壊す心配はいりません。

 このマザーのスペックですが、CPUに Celeron 847(1.1GHz、Dual-Core) 、チップセットが NM70 Express を搭載しています。これらを写真のように木製の棚板上で接続し、PS2接続キーボードとUSBマウス、スピーカーと19インチの液晶ディスプレーという状態で動作させました。
 さて、このスペックで Windows10 を動かすのは流石に厳しいと思われるので、UbuntuMate17.04をインストールしました。ハードの構成はごく一般的なので何の問題もなくインストール出来ました。といいたいところですが、実はUSBブートではうまくインストールできなくて、DVDドライブをSATAに接続して起動・インストールしました。バラック状態なので接続変更など簡単に何でも出来ます。

 この状態のままで使用を続けても、作業中にネットで調べ物をしたり、Libreofficeの Writer や Calc を使うのに全く支障はないですし、このOSの特長でネットワーク上にあるプリンターも勝手に登録してくれます。スキャナーの登録も簡単です。もちろん、プログラムのコンパイルしながら動画観るとかのヘビー作業を並列で行えるほどのパワーはないですが、作業中の調べ物用としては十分でしょう。起動速度なども気になるほどではないですが、SSDに変更すればもっと起動もプログラムの動作も早くなるはずです。手持ちのSSD全部使っているので試せていませんが、効果は高いのではと思います。

 今時の自作PCは部品を買ってきて線挿すでけで動作可能で、OSも殆どオートマチックです。後はケースを自作するくらいしか残ってないですね。これに、トライしてみたいです。幸い、メーカー製のPCや自作用ケースの破棄のときにスイッチ周りの部品を外して保守用に取ってあるので、これを使ってケースの作成は可能だと思っています。後は「気合だ〜(^O^)/」。

追伸:
 マーシャルの2.5inch 2Tbyte のハードディスク、7月5日の記事で不良セクターが大変多いと書いていましたが、今回、再度チェックしてみました。やはり、前回の SMART 情報は正しいようで、代替えセクターで動作は正常ですが、5000個以上の代替えが発生していました。これで、確実に壊れる寸前と言うことで廃棄確定です。

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