キッズ国際交流

技術部長です
 10月23日の土曜日に少林寺拳法キッズ国際交流会が開催されました。今日はそのことを少し書きたいと思います。
 コロナウィルス感染拡大をうけて、この2年にわたって少林寺拳法もいろいろな対応をとってきました。私が所属している道院・支部でもリモート講習会などを開いたりしています。
 先日、少林寺拳法本部の主催で、アメリカ・オレンジカウンティ支部と日本国内の10支部をつないで、Zoomを利用した交流会が行われました。ざっくりと内容を説明すると、一緒に練習したり、ハロウィンを楽しもうという子供たちを中心としたオンラインイベントです。これが初めての開催でした。私の支部ではZoom講習会を開いている会場をつかって、本部と接続して参加することにしました。本部からは、当日のかなり細かい進行表や出し物の準備などの連絡がありました。また、前もって、本部とのZoom打ち合わせなどをおこない、準備を進めていきました。
 キッズ国際交流は、日本時間の10月23日午前10時スタートでした。オレンジカウンティはカリフォルニア州なので、10月22日午後6時のスタートとなったと思います。
 最初に参加支部の紹介や開会挨拶があり、その後、前歯部の合同練習がありました。少林寺拳法には、突き・蹴り・逆技・投げ技などの練習(易筋行といいます)と共に「鎮魂行」を行います。これは、少林寺拳法の理念や指針を唱和し、座禅をくんで精神の安定を行います。当然、海外支部でも鎮魂行は行われており、オレンジカウンティ支部では英語で行われていました。今回は、オレンジカウンティ支部が首座(リーダー)を行いました。日本の支部は、「心の中で唱える」ことになりました。ちなみに、私も英語の鎮魂行ははじめてでした。その後、準備体操・基本練習をおこないました。これは、アメリカも日本も大きな違いはありません。
 基本練習後の休憩時間に道衣から着替えて、ハロウィーンパーティのための仮装をしました。これは、子供たちやご父兄の協力で各自楽しい仮装が出来たと思います。パーティでは、「イラストコンテスト」や「絵本読み聞かせ」「オレンジカウンティ支部の寸劇」があったり、普段は、少林寺拳法の本部で「剛法」担当の指導員として鳴らしているS先生のギター伴奏による合唱やじゃんけんゲームなどがありました。この1週間後には、おなじS先生の少林寺拳法の技法についてのリモート講習会があり、その落差にちょっと思うところがありました。
 さて、本部やオレンジカウンティ支部・日本の各支部の担当者の努力のおかげで国際交流会は、かなりうまくできたのではないかと思っています。コロナウィルスの世界的な感染拡大という状況がなければ、リモートで講習会を開くといったことは行われなかったとおもいますし、国際交流をリモートで開催するという発想も出てこなかったと思います。「コロナのおかげ」ではないですが、コロナウィルス感染拡大に対応するための経験を良いほうに生かしていくことも必要なのかなと思っています。
 では、また。

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