リモート講習会

技術部長です。今回もまたZoom絡みのお話になってしまいました。

 大阪には、4月5日から5月5日の期間で新型コロナウィルス蔓延防止措置が出ました。また、25日からは緊急事態宣言が発出されています。そのため、多くの活動が制限されています。
 私が関わっている少林寺拳法も練習場所としていた小学校の体育館や市民体育館などが使用できなくなり、練習できません。もともとゴールデンウィーク中は練習は休みなのですが、それでもかなりの数の練習日が取り消しとなります。
 有段者や大人の拳士は、自主練習をすることもできるのですが、少年部の拳士にとっては、「自分で練習してください。」というのは、なかなかハードルが高いものです。
 そこでZoomを使って、集まることなくリモートの「講習会」というか「練習会」のようなものができないか模索してみました。少林寺拳法の練習には、実はそれ程広い面積はいりません。開祖は、6畳の部屋に半畳の祭壇をつくった「五畳半道場」で少林寺拳法を創始されました。一人で法形を練習するのであれば、2畳あれば十分です。そこで、少年部の拳士には自宅でZoomで接続してもらって、リモートで指導してみようというわけです。
 一方、指導する方は2畳というわけにはいきません。もう少し広い場所がいります。実は私が勤務している会社につかっていない部屋があります。オフィスなのであまり激しい運動はできませんが、リモート講習でデモンストレーションをすることはできそうでした。それで、会社の許可を取って、リモート講習を企画してみることにしました。
 まず、必要なものは、Zoomに接続するための安定したネットワーク回線です。これは、あります。次にカメラとマイクと接続するためのPCがあれば、Zoomはできます。普通の会議であれば、PCの前に座っていますが、拳法のリモート講習ですから、全身が映るくらいの画像が必要です。離れたところの人を映すことができるカメラが、別途、必要になるのではないかと考えて調べてみました。Zoomは、もともとそれほど高画質の映像配信をするわけではないことがわかりました。3人以上が参加する会議だと解像度は640×360でした。ということは、カメラは普段の会議で使っているUSBカメラで十分ということになります。これを三脚に固定して撮影することにしました。一方、マイクはデモンストレーションを行う人の声を拾わないといけません。突き・蹴りをして見せるわけですから、有線マイクを手持ちというわけにはいきません。ワイヤレスのクリップマイクが使いたいところです。いろいろと探してみたのですが、「ワイヤレスマイク」はかなり高額なものしかありませんでした。なるべく、予算は絞りたいので、工夫をしました。たまたま、会議用にブルートゥースのマイク・イヤホンセットを使っていたので、このマイク部分だけを使うことができないか試してみました。また、普段の会議であれば、PCの前にいるのでPCのモニターで十分なのですが、講習会ではデモンストレーションをする人が、講習会参加者の様子や自分自身を離れたところからモニターする必要が出てきます。それで、大きめの画面のテレビモニターに画像出力することにしました。ついでに、参加者の声もテレビモニターから出力することにしました。Zoomは、マイクとスピーカーをそれぞれ指定することができますので、マイクはブルートゥース接続、スピーカーはテレビモニターという使い分けができます。ハウリングに気を付ける必要がありますが、マイク・イヤホンセットのマイクは指向性が高いので、ハウリングも起きにくいことが期待できます。
 さて、今日、これらの手持ちの器材でリモート講習が可能かどうか試してみました。
 デモンストレーションを行う予定の部屋にテレビ、ノートパソコン、USBカメラ+三脚を設置し、Zoom会議を開催しました。また、別の部屋で、その会議に参加して画像や音声のチェックを行いました。若干のトラブルもありましたが、思いのほか簡単に少林寺拳法のデモンストレーションや指導をすることができました。
 指導者の都合などを調整して、少年部の拳士にリモート講習会への参加を呼び掛けてみたいと思います。実際に、リモート講習をすることで、問題点もわかってくると思います。これからも、いろいろと改善しながら、こういった講習会は続けていくことになるのではないかと思っています。
 では、また。

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