エウロパ

 木星の衛星「エウロパ」は氷で覆われているそうですが、木星の引力の影響で氷の下は深さ160kmの海になっていると予想されています。実際、探査機の映像には高さ200kmにもなる噴水が観測されていて、液体の水が存在することは確実です。
20161014-1 この海に生き物がいるのではないかという予想がされています。地球の上だけでも、酸素が嫌いな生物、酸性の環境でないと生きられない生物、植物か動物かはっきりしない生物、真空中でも平気な生物、有機物と無機物の中間らしい生物、あらゆる環境で生き物がいるのですから、液体の水又はそれに類するものがある星なら結構高等な生物がいて当然でしょう。もちろん、地球型(有機物型と言ってもいいのかも)の生物にとっては劣悪な環境ですから、エウロパ人や木星人がいるということは考えにくいですが、お魚くらいはいるかもしれません。
 多くの人類は、広大な宇宙の中で地球という環境はごく特殊なもので、高等なテクノロジーを持った生物は人間しかいないとか思っているようです。反対にUFOを探す方もおられるので、宇宙人は絶対に存在すると考えておられ方も少なからずおられます。
 さて、どちらが正解かは科学的に証明されるまでわかりませんが、人間程度の能力を持った生物は何十兆個の星の中にはいて当然でしょうし。我々人類の持っているテクノロジーでは発見できないだけで、実は缶コーヒーを持った男が偵察に来ているなんてことも否定は出来ません。
 店長も、曲がりなりにも理科系男子なので、実際目の前に見えていること、事実だけを信じて判断する癖がついています。もちろん、妄想に近い予測もしますしそれがないと能力の向上は難しいですが、あくまで事実の積み重ねを判断材料にします。
20161014-2 そう考えると、エウロパの水又はそれに類する液体の存在は、有機生物の存在の可能性が高いことになります。有人で火星までもいけていない現在では木星への旅行はとても難しいでしょうが、なんとか本当のところを知りたいものです。案外、大きなお魚とか爬虫類くらいいるかもしれませんし、超大型のアメーバーやウィルスのようなものなのかもしれませんが、とにかく楽しみです。

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