煽り運転&煽られ運転
今朝出勤中に体験したことなのですが、チョット考えさせられました。
昨今、特に高速道路や自動車専用道路での危険な煽り運転が問題になっています。店長も年間2万キロ程度走るので煽り運転を見る機会が多いです。大阪弁で「あの運転手、絶対アホやで」というような運転をしている車もたくさん見かけます。特に複数車線がある道路で制限速度前後で左側車線を走っている車を煽っているバカが結構多いことです。その場合、右側車線を大型トラックとか、おそらく日頃走り慣れていない方が制限速度前後で走っていて、その煽っている車が追い越しも掛けられない場合が多いようです。右側車線の車は見えてないのか無視しているのか煽っても効果がないので左側を走っている車を煽って何とか前に出ようとしているのでしょうが、お門違いです。これは本物の危険運転で年齢にかかわらず免許書は取り上げるべきでしょう。
今日(3月1日)、出勤途中に片側3車線・制限速度60キロの道で、右端の車線を40キロから60キロで速度が安定しない状態で5キロ以上走り続けている車がありました。5キロも見ていたのかって言われそうですが、交通量の多い道路なうえ頻繁に右折する車があるので、その遅い車がうまく抜けないのです。これはどの車も同じで、大型トラックがその車の後で車体を揺らして「どいてくれ〜」って言っているのに全くどかず、それにつられて左側の車線の右折希望の車の右側への車線変更もままならず、その車を先頭に長蛇の渋滞です。この後続トラックの行為は、ここだけ切り取れば「典型的な煽り運転」です。
当然、もたもたしているので信号に引っかかるたびにその車が先頭になっているのですが、発進時のこの車の加速が結構いいんです。当然左車線の怒った車達が強烈な加速で前に出て、急に右側車線に入っていく。所謂、走路妨害運転に近い行為です。違いは急ブレーキは踏まず、一目散に前に進んでいる、それも制限速度を超えてです。この前に割り込む車もここだけ切り取れば「典型的な煽り運転」です。
しかし、店長、これらは本来右折や先を急いでいる車用にあけておくべき右側車線をもたもた走っている車が悪いと思います。特に今朝のように3車線ある車線の一番右側をもたもた走っているのは迷惑行為、煽られ運転の原因を作っているのは間違いありません。通勤時間帯なので、皆さん慣れた方が多く事故には繋がりにくいのかもしれませんが、今回はこのもたもた運転車を取り締まるべきでしょう。ヨーロッパの高速道路などでは、一定距離追い越し車線を走っている車には厳罰(罰金が非常に高い)を課すそうです。それくらい物理的にも精神的にも事故の原因に成りやすいということでしょう。
横断歩道で歩行者を見つけても止まる車が殆どいない、信号待ちや渋滞中の車の間をすり抜けて走っているバイク、駐車場へ入ろうとしている車を確認もせず追い抜いて出てくる車と事故している車、信号で対抗車線同士で右折車に道を譲らず結局デッドロックで動けなくなってしまう車達、救急車や消防車などの緊急車両とぶつかっている注意散漫な車、何とか成らないのでしょうか。取締りをきつくするのではなくて、原因をきちんと特定して、物損などダメージが多いほうが必ずしも被害者ではなく加害者若しくは原因を作ってしまった方ということを正当に判断すれば、自己中の甘えた運転をする方はもちろんスマホ歩きや自転車も減ると思います。そういう意味でもドライブレコーダーが必須の時代になってきました。加齢で事故が増えるから免許を返上させる前に、注意力散漫、自己中な精神状態の方の免許を取り上げて運転させないだけでも相当事故は減ると思います、今朝の車も含めて。
つい最近、「スマホながら運転の自転車」でお年寄りを轢き殺した女子大学生がいましたが、社会的なモラルが完全に欠如しています。スマホを見ていて赤信号の横断歩道を渡って引かれかけているひと、電信柱にぶつかって血を流したり歯を折ったりしながら一人で怒っている人などもたまに見ます、怖いです。