ボイジャー2号
アメリカNASAの恒星間空間探査衛星2機のうちの「ボイジャー2号」が1号に続いて太陽圏を離脱したというニュースが先日有りました。地球から178億km程の距離で太陽系を出たようです。光の速度で約16日の距離ですね。単位が大きすぎてピンとき来ませんがとても遠いことは確かです。先に系外に出た「ボイジャー1号」と共に人類未踏の空間を飛んでいます。19世紀の天文学(SF?)ではこの空間にはエーテルが充満しているとか言われていたようですが、多分、ダークマターに満たされているのでしょう。はっきりした知識は人類にはありません。色々なことがわかればいいですよね。高知能地球外生命体の宇宙船(いわゆるUFO)に拾われて、捕まるまでの映像がNASAに送られてきたとかあれば楽しい(怖い?)ですが。
阿呆な妄想は横において、これらの衛星が打ち上げられたのは1977年8月から9月にかけてです。今から40年も前の機械が宇宙線とか放射能の影響を受けながらもほぼ正常に機能しているなんてびっくりです。40年前の車なんて明らかに旧車ですし相当手を入れないと走れません。ちょうど、スティーブ・ジョブズとその仲間たちがガレージでAppleコンピューターを創設したくらいの年です。そんなときに作られた機械がまだ、人類の知らなかった情報を送ってきているということに感動です。どんなデータが来たかはネット上にいくつも有りますのでググって調べてください。店長では理解不能に近いです。
ところで、将来「ワープ・エンジン」が発明されワープ10(光速の2,000倍)が実現できれば今のボイジャー2号に追いつくのに4時間半ほどしかかかりません。先日無くなったホーキング博士が宇宙探査ではワープ速度でもおそすぎると言われていたそうですが、宇宙ってめちゃくちゃ広いの少し感じることが出来ます。スタートレックでは、新宇宙に進出した人類が航行中のボイジャーを見つけて回収したって言う話が出てきますが、もう1000年位長生きしたら(できれば U.S.S.Voyagerで)ニュースで聴けるかも。では、また来週。