アメリカ次期大統領
ドナルド・ジョン・トランプ氏がアメリカ第45代次期大統領に決まりました。選挙運動中の憶測と暴言などの発言をすべて実現しようとしたら世界中が大混乱に成るでしょう。トフラー先生ならぬトランプ氏の「 America as No1 」と言うことなんでしょうが、貿易や外交などの面でモンロー主義を貫いてくるのは間違いないでしょう。
いつぞや、このブログで「アメリカ人がアメリカを捨てる」と書いたことがありますが、少なくとも世界秩序を大きく変えてしまうと同時に、開放的で(表向き)博愛主義のアメリカという印象は無くなることは間違いありません。世界中の国が尊敬すべき、無理してでも従うべきアメリカは無くなることでしょう。
日本も経済はもとより、防衛という面でもアメリカから独立する必要があると思います。アメリカ軍がいるから他国の脅威から守られるということがなくなれば、自力でなんとか防衛してゆけるだけの戦力を持つ必要があります。平和主義の履き違いで亡国にならないようにしてもらいたいです。逆に、アメリカが何か言ってきたら、基地の使用料を取るくらいの交渉が必要かもしれません。
我が国は、戦後のアメリカ主導型のスキームを変えないと生き残っていけないかもしれないところまで切羽詰っている可能性があります。とにかく、様子を見るしか我々日本人には手が無いですね。
アメリカ・ロシア・中国・インド・英国等々、大国と言われている国々が保守的な方向に進んでいます。大丈夫でしょうか。