プロフィール
Profile


常任指揮者 上 村 和 義
ブリーズ・ブラス・バンド 代表
(Kazuyoshi UEMURA, Resident Conductor)

大阪市出身。
13歳よりトロンボーンを始める。
1982年、大阪芸術大学演奏学科卒業。
トロンボーンを呉 信一、伊藤 清の両氏に師事。
(旧)大阪シンフォニカーに15年間在籍、95年退団。
現在、ブリーズ・ブラス・バンド(BBB)常任指揮者。

 国内外のアーティストとの共演も多く、BBBライムライト・コンサートやレコーディング・セッションにおいて高い評価を得ている。
 96年、BBBヨーロッパ・ツアーではベルナー・オーバーラント、トライツ・エトワール、ウィリアムズ・フェアリー、NSK-RHPランサ ム、ブラック・ダイク・ミルズの各ブラス・バンドとの共演を指揮。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでBBBを指揮し、英国デビュー。 BBC(英国放送協会)番組「リッスン・トゥー・ザ・バンド」に出演し、スイス、フランス、英国各地に反響を巻き起こした。
 2000年9月、CWSグラスゴーバンドの招聘により、3大コンテストの1つ、ブリティッシュ・オープン・チャンピオンシップに148年の 歴史上初の日本人指揮者として出演し、好評を博した。
 このほか、日本各地のスクールバンドの育成や、小中高校での音楽鑑賞会等、ブラス・バンドの普及にも精力的に活躍している。




 1990年、トロンボーン奏者・上村和義を常任指揮者として結成された、本格的ブリティッシュスタイルのプロのブラスバンド(金管バン ド)。

 同年7月2日の大阪・いずみホールでのデビューコンサート以来、シリアスな作品をアグレッシブに取り上げる「LIMELIGHT CONCERT」と、ポップな音楽をリッチに聴かせる「A FANTASTIC NIGHT」の2つのシリーズを軸に、年2回の地元での自主コンサートのほか、全国各地への演奏旅行、依頼演奏、クリニック、CD制作など活発な活動を展開。海外の作曲 家、指揮者、演奏家などとの交流も盛んで、意欲的なプログラミングや、ブラスの本場から多彩なゲストを招いてのコンサートは、国内外の専門誌 等でも高く評価される。
 93年・95年に佼成出版社からリリースしたCD「エクスカリバー」(KOCD-2503)および「マーキュリー」(KOCD-2504) が、ともに『レコード芸術』誌の管弦楽部門・準薦盤に選ばれる。
 96年10月、ヨーロッパ演奏旅行では、各地で好評を得、BBC放送番組「リッスン・トゥー・ザ・バンド」に出演。佼成出版社からクリスマ ス・アルバム「セインツ」(KOCD-2508)、スクリーン・ミュージック・アルバム「ブロックバスターズ」(KOCD-2509)をリ リース。98年1月、BBC放送「バンドを聴こうよ」から発売した4枚組コレクションCD「ブラス・スペクタキュラー」に、96年ロンドンで 録音したフォーク・フェスティバルが収録される。
 1998年、平成10年度「大阪文化祭賞」本賞受賞。